ニュースで金井が殺された件をやっている。

警察は三人の男の行方を追っていると報じる。

 


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そのニュースを見てショックを受けた零花が学校もバイトも休んでいる。

 

7月27日金曜日の夜8時。

哲雄が零花のマンションを訪れる。

零花と一緒に住んでいる歌仙が出迎えるが、零花はベッドに寝たまま。

哲雄は声をかけづらいのでそっとしておく。

 

しかし石井信が危ないという事は零花に伝えなければならない。

このままでは危険なので、まずは自分が零花より先に信に近づく必要があると哲雄は考える。

 

今哲雄が信について知っている情報は・・

通っている大学と、零花が持っている電話番号だけ。

仮に零花から番号を入手しても自分の携帯からかけたらかえって警戒される。

しかし零花に連絡を取ってもらうというのも危険。

 

やはり大学から捜すとして・・・

捜して、信の居場所を突き止めて・・

そこから先を考えて頭を抱える哲雄。

(また殺すのか・・・!?)

 

歌仙は昨日実家に連絡を取ったという。

その結果を聴こうとしたときに玄関チャイムが鳴った。

モニター越しに見ると、若い男(小沢)。

哲雄とは初対面なので小沢は零花と同じバイトをしている者ですと自己紹介する。

 

零花を狙っている男の一人だと思い、哲雄は警戒する。

零花は体調が悪いから会えないと言うと、

小沢は

風邪だと連絡を受けて自分がシフトを代わった。

お見舞いにとスポーツドリンクと晩御飯を買って来たという。

 


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哲雄
「悪いんだけど零花は今・・・」

小沢
「零花さんのお父様ですよね?

お会いできて光栄です。」

 

哲雄は何で自分に?と疑問を持つ。

小沢は続ける。

「せっかくだからお弁当を渡すだけでも・・・

どうせこれからおうちに帰りますよね。」

 

そこまで読んでいる事にもひっかかる哲雄。

小沢に会って弁当をもらう。

その弁当は自分でいただくと言って二人は歩き出す。

 

ここから小沢が次々に推理を披露する。

零花さんは本当は風邪じゃない。

金井という人が半グレに殺された件で休んでいることを見抜く。

 

哲雄
「君は何者だ?」

 

小沢はここで初めて名乗る。

小沢謙信という、零花さんの後輩。

「お話ししたいので一緒に帰りませんか?」

 

哲雄は見た感じ高校生の小沢に警戒しながらも聞きたいこともあるので一緒に帰ることに。

 

まず哲雄は、金井が半グレに殺されたことをなぜ知っているのかと聞く。

「半グレの仲間か?」

 

小沢は否定する。

むしろ逆。

あなたのファン。

「小説面白かったです。

テツさん。」

 

哲雄は虚をつかれたように素で驚く。

 

小沢
「僕のハンドルネームは田字草と言います。」

 

哲雄は思わず大きな声を出してしまう

「は!?」

 

対し、小沢は本当にうれしそう。

 

哲雄はびっくりしすぎて

「偶然ですね・・

大人だと思ってました・・」

と敬語になってしまう。

 

 

 

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