6月24日、お泊り会当日の朝。

子供みきおは山小屋の中で夢にうなされて目を覚ます。

 


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隣にいた大人みきおが

「大丈夫?うなされてたよ。」

と声をかけると

子供みきおは怖い夢を見たという。

それは、お母さんの夢。

 

時刻は5時半。

まだ早いが二人は外の切り株に腰掛けて朝食をとる。

 

大人みきおが子供みきおに、お泊り会は楽しみかと聞くと、うんと答えた。

子供みきお
「ねぇおじさん・・・

今までで一番楽しかったことは何?」

 

大人みきおは

千夏ちゃんを殺したときだと答える。

 

子供みきおは自分も同じだという。

自分でパラコートジュースを作ったと得意げに話す。

そんな子供みきおを大人みきおは嬉しそうに見る。

 

それは二人に共通の思い出。

初めて自分で作った武器だった。

それを水筒に詰め、リュックに入れて三島病院へ行った。

 


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それは心が鈴を助けて病院に運び込んだとき。

病院のベッドに寝ている鈴を見てみきおは可哀相だと言った。

みきおは隣に立っている明音に話す。

こんな事なら鈴ちゃんも誘えばよかった。

一緒に自由研究をやりたいと言っていたのに。

なぜ断ったのかと明音に聞く。

 

明音は鈴の父親の文吾に自分の父親がスピード違反の切符を切られたことが理由だと話す。

具合が悪い患者を急いで運んでいるときだったのに、見逃してくれなかった。

そして父親に鈴と仲良くするなと言われたという・・・

 

みきおは病室の窓から心と千夏が倉庫にいるのを見ていた。

 

みきおは外が吹雪いてきたので帰ると言って病院を出た。

本当にそのまま帰るつもりだった。

しかし・・・

倉庫を通った時に見た千夏がとても可愛らしく見えた。

千夏の両親の顔が頭に浮かんだ。

そして

「ジュース飲まない?」

と言って千夏に近づいたのだった・・・

 

 

 

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