医療安全管理編第12回!

 

 


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サクラが倉崎に切迫早産の妊婦を退院させて大丈夫か相談している。

いままでそんなことをいちいち倉崎に聞くことはなかったのだが・・

ひと月たっても小野田さんの件をまだ引きずっているのだ。

 

 

カナン法律事務所。

シンイチが仲川弁護士に資料を見せて相談している。

富田という事務員がお茶を運んできた。

仲川には砂糖入りの麦茶。

 

シンイチが概要を説明する。

1か月間切迫早産で入院していた妻が退院をした翌々日の朝に亡くなった。

しかし病院側は1か月たった今でも原因が分からないと言っている。

 

シンイチは病院が何かを隠していると思うと話す。

そうでなければ、何かの予兆を見落としたのか・・・

 

仲川は奥さんにてんかんの持病があったことを確認する。

そして亡くなった後はCTの検査だけで解剖は行わず、

カルテは今手元にはない・・・

 

シンイチは必要ならばすぐにでも病院から取り寄せるというが、

仲川はカルテは証拠保全という手続きで入手しようという。

 

証拠保全というのは、

裁判などに用いる証拠を確保することを言う。

カルテは裁判所の手続きを通じて入手することになる。

 

仲川は、5日後までに申立書とそれに添付する陳述書を作成しておくのでその時に再び来るようにシンイチに話す。

 

陳述書とは、

シンイチが奥さんの治療から死亡に至る経緯を説明する書面のこと。

 

仲川は申立書と必要な書類を裁判所に提出して証拠保全から始めましょうという。

 

 

医療安全管理室では、磯野エイキチが小野田さんの件について考えている。


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しかし可能性ばかりで決め手がないと言って頭を抱える。

 

事務員のリホちゃんが特大カリカリ梅を差し出す。

すっぱいものを食べてリフレッシュする磯野。

 

今回は病院に非があるとは言えないし、しかしそれでは小野田さんは納得してくれないと磯野は悩む。

 

 

カナン法律事務所。

シンイチが帰った後、富田が仲川に裁判は勝てそうかと聞く。

仲川は笑顔で

「勝てないでしょうね~。」

と言う。

富田もそう思っていたようだ。

富田は成功報酬が見込めないなら着手金をしっかり貰いましょうという。

 

 

シンイチは隣を歩いているマコ(イメージ)に話しかける。

病院を訴えることにする。

店も1か月以上開けていないし、裁判する金なんか本当はないけど・・

どうしても許せない。

「俺は間違ってないだろ?」

と横を向くと、そこにはマコの姿はなく・・・

 

 

5日経ち、シンイチが再びカナン法律事務所に来ている。

 

仲川は必要書類はそろったと話す。

これからすぐに裁判所に申立書を提出する。

裁判所は申立書を受け取るとすぐに書面をチェックして証拠保全手続きに対応する。

今回の場合、提訴の準備をして、証拠を提出する段階に至るまでにはかなりの時間がかかる。

 

時間をかけているうちに証拠が失われたり・・

病院側がカルテや医療記録を都合のいいように改ざんすることのないよう、提訴前に証拠を保全する手続きが証拠保全手続き。

 

申し立てが通れば裁判所は証拠保全決定というものを出す。

決定が出れば証拠を集められるが、事前に裁判所と証拠保全の対象物を決めなければならない。

目録を作成してカルテや関係しそうな書類をごっそり入手する。

 

 

 

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