客がいないルパンで小春が特別離婚届に名前を書いて印鑑を押す。

そこに母親がコーヒーを持って来てくれた。

 


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「まだ誰にも話してないんでしょ。

ゆずちゃんにも龍君にも。」

 

小春は今日帰ってから話すという。

母はまた一人で先走っている娘を心配する。

 

しかし小春はこうすることで自分が本気なのが伝わると思っている。

また上手く丸め込まれるのが嫌だという。

 

元々自分にはハレ婚は無理だった。

これ以上みんなに迷惑をかけたくないと小春は話す。

「もう終わりにする。」

 

母は

龍が立て替えた前園家の謝金は自分が何とかするから気にせず自由にしなさいという。

そして自分の署名欄にサインをする。


「あとはアンタたちの問題だから、ちゃんと話し合って。

まだ夫婦なんだからね。」

 

小春は母に謝り、涙をふく。


「そうね・・・


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残念だけどアンタも頑張ったと思うわよ。」

 

夕暮れの北つばめ市を自転車で伊達家に向かいながら小春は昨晩カラオケボックスでまどかと話したことを思い出す。

 

まどかはなぜ小春が引くのかと聞く。

 

小春は以前まどかに言われたことが図星だったからだという。

ハレ婚の世間体も今は相当悪いし、ゆずや麟のことを考えると自分が身を引くのが妥当だと。

それに、自分の幸せを追いたい。

前向きな決断。

 

まどかはただの逃げだという。

 

それに関しては否定しない小春。

「でも、まどかだって耐えられなかったんでしょ。

このままどうにもならないことに悩んで・・

ドロドロした気持ちでいっぱいになって・・

信じてたのに疑って・・

大好きだったのに嫌いになって。

こんなあたしもう嫌だ・・!

だから逃げるの!

だから別れるの!

それって・・

そんなに悪いこと!?」

 

 

 

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