海老原が帰った後、マツは床に並んだ二つの袋に入った遺体を見ながらスズムシとクロに話す。

今晩遺体を埋めてくるから二人は待機。

 


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クロ
「マツさんの秘密の墓場ね。」

 

マツは明日の朝には戻るから朝一で京都まで走ろうと言う。

 

スズムシはこれから遺体を埋める所に自分のツレも埋まっているのかと聞く。

マツがそうだと言うと、スズムシは一緒について行きたいと言い出す。

マツを恨んでいるとかではなくて、ただ線香の一つでもあげてやりたいと話す。

 

クロ
「マツさんの秘密の場所やろ?

いいのか?

いいなら俺も一緒に行って埋めるの手伝うで。」

 

その方が段取りがいいという事で、今晩11時に3人で出発することにした。

 

 

海老原は洋子の部屋に来ていた。

砂川と水野の遺体は今晩マツが埋めてくる。

行方不明という事にしているがそろそろ組員らもざわつくだろうと話す。

 

海老原はサイレンサー付きの銃を3丁テーブルの上に並べる。


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これはユーカリとアザミと明の分。

洋子には自分のリボルバーを渡す。

サイレンサーがないため、いざという時に狼煙として使えるから。

 

自分だけ子ども扱いされたようで不満げな洋子に対し海老原は

ここまで誰も殺さずに来たのならそれに越したことはない、

「お前には手を汚させたくない。」

と言う。

 

そしてユーカリには洋子とミサキを守るように頼む。

「二人に何かあれば俺だって寝つきが悪くなる。」

 

これから幹部会で頭が痛いとぼやきながら帰りかける海老原に洋子は

危ないから部下をつけて歩くように言う。

 

今回の件が片付いたらそうすると言って海老原は帰って行った。

 

海老原が帰った後洋子は、山岡に一度引き金を引くのをためらっただけで子ども扱いされている事が悔しいと呟く。

ユーカリ
「子供じゃねえよ。

女として見てるんだよ。」

洋子
「この状況でそう思われるのが嫌なのよ。」

 

 

 

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