ネロは起きたフィンラルに
「魔神ノ骨ノトコ 連レテケ。」
と命令!!
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ネロがしゃべったとこに驚くフィンラルだが、ネロはそれどころじゃない様子。
とにかく時間がないからすぐに空間を出せという。
このままではエルフが入っている人間が元に戻れなくなるから。
それどころか・・・
—
ヤミに左手を切り落とされた悪魔。
しかし
「戻りなさい」
の一言で元どおりに!
悪魔は 刃の嵐 ですぐに反撃!!
「何でもありかてめえぇぇ!!」
と叫び、刃を防ぎながらヤミは考える。
この黒キモヤローの魔法はどうやら・・・
そのまんま言葉に出した
1.魔法を出すのに加えて
召喚したり動かしたりと
2.物に命令することができるという感じ。
ちなみに刃の嵐は1と2同時
シャーロットの荊を枯らしたり自分の体を元に戻したり、生きている相手でもやりたい放題だが、直接相手に死ねと命令しないことを考えると何かしら制限はあるはず。
シャルラ(シャーロットのエルフ)は、悪魔の魔法は効果範囲が限定されると見ていた。
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何故なら自分が出した荊に枯れていない部分があったから。
距離か、おそらく魔力量。
悪魔が言葉に込める魔力量が自分たちの魔力量を上回るほど効果が大きくなっている。
ヤミは刃の嵐をさばきながら少しずつ確かめていくしかないと考えていた。
一つ見えていることがある。
それは
悪魔が闇魔法を言霊で防げないということ!
ヤミの攻撃を悪魔はひらりとかわす。
防ぐ事は出来なくても避ける事は出来る・・・
ヤミの放った攻撃を悪魔が避けて、その攻撃を悪魔を挟んで反対側にいたリヒトがそのまま再び悪魔に向ける!!
しかし悪魔はそれもひょいとかわす!!
悪魔
「ンッンッンッ
ほとんど眠っているようなものなのによくそれだけ動けますねぇ・・・!」
シャルラはリヒトが力を発揮できていないことを危惧する。
戦況は互角だがこのままではじり貧・・
ヤミも同じ様に考えていた。
大体悪魔の魔力が桁違いすぎる!!
ヤミの主観による魔力量ランキングでは・・・
悪魔が最上位で僅差でリヒト。
次いでシャルラ。
そしてノゼル、自分と続く。
ちなみにアスタはドベ。
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