ルイはアルに夏生と別れたことを話す。

 


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驚くアル。

嫌いになったのかと聞く。

ルイは首を横に振り、

「でも・・・

このままじゃいけないと思って・・」

と話す。

 

このアルとルイのやり取りを梶田は偶然聞いてしまったのだった。

梶田は日本から帰って来たルイが浮かない顔をしていたわけが分かった。

 

ルイはアルに自分は夏生に甘えていたと話す。

自分に自信がないからすぐに疑って夏生のことを責めていた。

恋人なら不安にさせないでと。

今思えば自分勝手だった。

だから一度離れて自分自身を成長させようと思った。

 

それを聞いてアルは安心したと言う。

嫌い合って別れたわけじゃなかった。

「一度離れてまた一緒になるんでしょ。」

 

ルイはわからないと言うが・・・

表情はそれを望んでいることを物語っている。

(もし・・・

もしあたしたちにそういう運命があるなら・・・)

 

アルを見送った後、ルイは梶田に気づく。

しかし今の会話を聞かれたとは思っていない。

何ボーっと突っ立ってんのと聞かれて梶田は考え事をしていたと誤魔化す。

 

自分の横を通って部屋に戻ろうとするルイに対して梶田は

「大丈夫か?」

と声をかける。

 

しかし先に梶田に何をボーっとしているのかと声をかけたのはルイ。

「こっちが聞いてるんじゃん。

変なのー。

梶田こそ大丈夫?

なんか今日らしくないよ。」

ルイはそう言って部屋に戻っていった。

 

 

仕事中、ルイは集中して料理に取り組んでいる。

するとルイが積み上げていたボールを同僚の男が料理を運ぶ途中引っ掛けて落としてしまう。


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同僚は謝るがルイが角にボールを積み上げていたのも悪いと言う。

 

その日の夜、ルイは一人残って新メニューの練習をしている。

梶田がルイに声をかける。

 
今週の前菜コンペに出すエビのムースを模索中だと聞いて梶田が味見をする。

 

梶田は

まずくはないが物足りないと評価。

それにはルイも同意。

色々味付けを試しているがイマイチ パッとしないと言う。

 

梶田はソースでアクセントをつけてみたらとアドバイスする。

 

ルイ
「バジルソースとか、バルサミコとか?」

 

梶田はもっとスッキリした感じの・・・

と少し考えてオレンジソースを提案する。

 

この提案にルイは首をかしげる。

普通オレンジソースは鴨などの肉系に合わせるからだ。

 

しかし梶田の 手伝うからとりあえずやってみろ という言葉におされて試してみる。

 

出来上がりの見た目は色合い的にちょっとデザートっぽい。

それを言ったら豆腐とパンナコッタもほぼ同じ。

 

味見をしてルイが驚いた。

美味しい!

「もっと味がケンカすると思ってた。

でもオレンジの爽やかさの後にフワッと旨味が広がって・・・

お互いを引き立て合う感じになってる。」

 

ルイは自分で思いつかなかったことが悔しいと言う。

梶田が笑う。

「突破口が見つかったのにつまらんことでふくれるなよ。」

 

ソースは出来た。

しかしソースに合わせるにはムースの方にもう少し味の調整が必要。

時間が無いので梶田も手伝う事に。

「俺も美味いもん作りたいって気持ちは同じだからな。」

 

その夜、二人は遅くまで試行錯誤を重ねて・・・

ついに納得のいくものが出来上がった!

 

 

 

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