医療安全管理編第16回!

 

 


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仲川カナンと協力医がカラオケボックスから出てきた。

実はこのカラオケボックスは仲川の実家の近く。

帰りに実家に寄る。

 

 

実家で仲川は仏壇の母親の写真に手を合わせる。

 

仲川は父親に今扱っている事件(小野田さんの件)を話そうとするがやめる。

「母さんの命日にまた来るよ・・」

そう言って仲川は実家を後にした。

 

 

仲川は協力医からの報告をシンイチに伝える。

結論は、ペルソナや医師には非がなかった。

これを聞いてシンイチはショックを受ける。

 

仲川が詳しく話す。

検査結果を見ても妊娠中ならば特に異常と言える値ではなく、正常範囲と判断される値だった。

ペルソナ側は毎日熱を計っていたが発熱もなかった。

全ての記録を確認した結果、マコさんには感染症を疑うような訴えや所見はない。

神経内科や産科のカルテを見ても対応には問題なく、搬送時のカルテを含めて死因となる点はない。

結論として、協力医の判断ではマコさんの死因は特定できず不明。

ペルソナでの治療には通院時・入院時のいずれにも問題はない。

 

シンイチは意気消沈した表情でこれからどうするのかと聞く。

 

仲川は

ペルソナを訴えるにはまずペルソナの治療に過失が認められなければならないと話す。

今回は協力医がペルソナの治療に問題点がないと言っている。

つまり過失はないという判断。

過失があるというのは治療が医療水準から外れている、

10人中7~8人の医師がその治療を否定する場合。

協力医が言うには、ペルソナの治療は適切で、とても丁寧にマコさんを診ていてこれ以上のことは出来なかっただろうとのこと。

「つまり今回ペルソナを相手に裁判を起こしても勝てません。」


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シンイチはカンファレンスの議事録が残っていなかったことを指摘するが・・

協力医によると

症例カンファレンスの議事録を取らないことは普通にあるという。

 

シンイチは

それでマコが納得するわけがない。

ペルソナは絶対何かを隠している!

ペルソナを訴えて下さい!

と言って立ち上がる。

負けても構わないからとまで言って・・・

 

仲川は自分の身の上話をしはじめる。

仲川の母は仲川が高校生の時に亡くなった。

死因はくも膜下出血。

 

その日の朝、母親は頭が痛いと言っていた。

今日は特に酷く、めまいもすると。

頭痛は時々起こり、昨日も病院に行ったのだが、何ともないと言われた。

 

高校生カナンは特に心配する事もなく友達と映画に出かけた。

しかしカナンが出かけている間に母親はくも膜下出血で亡くなった。

父親が仕事から帰って来た時には台所で倒れていて、もう手遅れだった・・

 

葬式が終わると父親は病院を訴えると言い出した。

「あの病院が気付いていれば母さんが死ぬことはなかった。」

そう悔しそうに歯ぎしりする父親。

 

しかし弁護士を通じて協力医にカルテを見てもらった結果、病院に過失はなかった。

 

カナンは病院が悪くないなら母親が死んだのは自分のせいだと言って涙を流す。

あの日いつもより頭が痛いと言っていたのに友達と映画に出かけてしまったことに責任を感じているのだ。

 

弁護士は

「君のせいなんかじゃない。」

と言ってカナンの肩に手を置く。

病院にミスがないという事は病院にきちんと診てもらっていたという事。

だから誰が悪かったというわけじゃない。

「それにキミが自分のせいだなんて思ったら・・・

お母さんは悲しいんじゃないかな・・」

 

カナンは涙をぬぐう・・・

 

 

 

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