オーストラリア戦前日。

朝のミーティングでブランがスタメンを発表する。

 


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発表前にブランが選手たちに話す。

オーストラリアの最大の武器はあの強靭なフィジカル。

フットボールはボディサイズでやるものではないが・・

相手をリスペクトして合わせるのもまたフットボール。

その上で我々の良さを出す。

それが出来る11人を選んだつもり。

 

ブランはホワイトボードにフォーメーションを書き始める。

GK星野

最終ラインは4枚。

右から田辺 越後 江田 与木

 

城島
(くそ・・

俺の背じゃ不安かいブラン。)

 

中盤は2枚

UAEの後半同様 八谷と志村

 

2列目は

右に窪田

中央 花森

左は椿。

トップはアレック。

 

以上がスタートのラインナップ。

 

アレックが隣に座っている桐生に

「わかりやすく小さい2人が外れたもんやなー。」

と囁く。

桐生はそんなに小さくないが・・・

自分の問題点は決めるべきチャンスで決められなかった事だと桐生は言う。

その点では岩淵も同じ。

 

オーストラリアはアジアカップでは異質な相手。

ブランはだからこそ絶対に勝たなくてはならないという。

 


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ベスト4の戦いともなれば世界中に注目される。

そこで活躍すればそれぞれの選手の所属クラブや育ったクラブ・・・

リーグジャパンの評価も上がる。

ここから強豪との戦いを勝ち抜くことによって、ニッポンの価値が高まる!

 

ここで夏木が意を決したように立ち上がる。

全然試合に出してもらえない不満でもぶちまけるのか?

とブランや選手たちが構える。

 

「こっ

これだけは言わせてもらおうかー!

ブラン。」

と夏木はブランを指さして話し始める。

「俺は前回始めて・・・

代表に選ばれたような新参者ですよ。

自分のことに必死で

代表でプレーする意味なんてちゃんと考えてこなかった。

だから今

あなたの言葉にハッとさせられたし

そもそもこのブランジャパンは文句なしに強え!」

 

夏木はこのチームが好きだから出られなくても不満はないという。

しかしいつでも行ける準備はしていて・・

「チームの為ならなんでもやります!

だから・・」

 

夏木はここで両手の拳を握って力をこめて話す。

「絶対に優勝しようぜ!

そんで・・・

この日本人より日本人らしい監督を・・・

年齢の数だけみんなで胴上げしようぜ!!」

 

ここまで言って夏木は腰を下ろした。

 

 

 

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