アジアカップ準々決勝

日本 VS オーストラリア

熱を帯びるスタジアムが、選手たちを待つ!!

 


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オーストラリアの控室ではマクレガーが

「ようやく住み慣れてきた新たなるホーム・・・

日本と戦わなければならない日が来るとは・・・

戦場には・・

悲劇しか生まれないのか・・・!」

と呟く。

 

それを聞いたチームメイトのコヴァルは

悲劇って・・・

自分で日本に移籍したんだしアジアで当たる事はわかっていたじゃん

とつっこむ。

マクレガーのテンションになかなか慣れないコヴァル・・
 

監督
「ぐはははは

ほっといてやれコヴァル!

マクレガーが自分に酔ってるときは調子のいいサインなのだ!

今日も戦争映画の気分に浸らせてやれ!」

 

声が大きく豪放磊落な感じの監督。

マクレガーには

例え裏切り者と呼ばれようとも日本を倒すのだ!

とやや芝居がかった言葉をかける。

この言葉がマクレガーに響いた様子。

 

CBの二人が、今日も暑いから水分補給が重要と言ってドリンクをがぶ飲み。

それを見たSBのジョニーは気が気でない。

CBが走れなくなったらフォローしなくてはならないから。

 

CBの二人はそんなジョニーは神経質すぎると言う。

だからそんなにガリガリなんだぞ。

ばてないように今のうち何か食っとけ。

 

ジョニーが「ゲーム直前にメシ食う奴がどこに・・」

と言いかけてキャプテンがバナナをめっちゃ食べているのが目に入った。

 

テーピングが上手くまけたと言って喜んでいる選手・・

話しかけられても音楽を聴いていて気がつかない選手・・

神様にハットトリックをお願いしている選手・・

 


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なんか全然まとまってない?

そんな感じだが・・・

監督は

「ぐわっはっはっは」

と突然大きな声で笑い出した。

「相変わらずお前たちは・・・

どいつもこいつも噛みあわんな!

今日対戦する日本はあんなにまとまったチームだというのに・・・

お前たちは自分たちのと違いに何も思わんのか!」

 

キャプテンはバナナをごくんと飲み込み

「思わん。」

と一言。

 

監督は それでいい という。

そもそも組織で戦うチームというのは、この力で劣る部分を集団でカバーしようとする考えの奴ら。

それに対してお前たちは個人での戦いに打ち勝てるたくましい戦士たち。

ひとりひとりがコンディションを高めればそれでいい。

 

しかしチームスポーツの理念が無いわけではない。

一見バラバラのようだが、チームの規律を乱したりしないし、ケンカもしない。

つまりこのチームは個人として自立した強さを持ち、それを尊重し合っている連中で出来ている。

これは組織として最強の条件。

 

コヴァル
(単に他人に興味ないからって気もするけど・・・)

 

監督は続ける。

確かに日本は今大会最大の難敵。

しかしオーストラリアが最強であることを否定する程のものではない。

オーストラリアが活動の舞台をオセアニアから移したのは、アジアのサッカーを制圧するためだという事を忘れるな!

「さあ!

前回王者を蹴散らして・・・

決勝への切符を掴み取ってこい!」

 

キャプテンが立ち上がってまとめの一言。

「いくぞ。

前回王者を蹴散らして決勝への切符を掴み取るぞ。」

 

コヴァル
「それ、今ボスが言ったのを繰り返してるだけだよね。」

 

 

 

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