偽信のスマホの近くの木に血が大量に付着していた。

 


スポンサーリンク


 

その木の元には零花のバッグが落ちている。

最悪の事態を確信して頭を抱えてうずくまる哲雄・・・

(零花っ・・!

どこにっ・・!?)

 

小沢は冷めた目で哲雄を見下ろす。

そして何今更驚いたフリをしているのかという。

零花が無事ではないという事は、信が一人でレンタカーを借りてきた時点でわかっていたこと。

 

哲雄は小沢を睨んでパンチしようとするが小沢はスウェーバックでかわす。

 

小沢が冷静に現状をまとめる。

ライトがつきっぱなしで落ちていたスマホはおそらく信が持っていたライト。

自分が信の車を見つけてから哲雄と合流する時間までは5分。

もし、動けないか死んでいる零花を信が運びながら移動中だとしたらまだどこかその辺にいる。

 

哲雄は周囲を見回す。

すると血痕と足跡がある。

哲雄がそれを追い始めたので小沢は信の車を見張ることに。

 

哲雄は足跡と血痕を追って歩く。

血はかなりの量。

零花の血でないことを祈る哲雄。

(大丈夫・・・

あの子は強い。

僕たちの宝物が・・・

そんな簡単になくなって・・・たまるか!)

 

哲雄は前方に人影を発見!

若い男が大きな袋を担いでいる。

信なのか!?


スポンサーリンク


 

 

歌仙は和服の鳥栖に来ていた。

会っているのは姉の胡蝶と禿頭の男(胡蝶の夫か)。

会うのは20年ぶり。

 

歌仙は絶縁したはずなのになぜ今になって零花に遺産を相続するという話が出てくるのかと聞く。

 

胡蝶
「遺産の話をどこで聞きつけたか知らないけど・・・

感謝されこそすれ・・・

お前に非難される覚えはないわ。」

 

歌仙は遺産のせいで迷惑しているから相続権を放棄するという。

そして家族の生活を邪魔しないでと。

 

胡蝶は、

鳥栖家の人間としての責務を放棄して駆け落ちした分際でよく言うと返す。

「犯罪組織に狙われてるんですって?

大変ね?

零花は・・・

だから言ったでしょ。

自分のエゴばかり優先して責務を果たせないお前に、子供を育てる力も権利もないって。」

 

胡蝶は歌仙に育てられて零花が可哀想だという・・・

 

ふざけるなと歌仙は怒る。

零花の相続の話を撤回してくれれば全部が解決する!

 

胡蝶は撤回するつもりはない。

遺産の相続は零花の正当な権利だからだ。

そもそも絶縁などしていない。

”条件さえ満たせばお前の家族には口出ししない ”

という権利を与えただけ。

 

歌仙は胡蝶が零花に固執するわけを聞く。

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク