心が例の山小屋に着いた。

中からはみきおが千夏ちゃんを殺したときに吹き込んだテープが聞こえてくる。

千夏ちゃんが動かなくなるまでを詳細に話す。

 


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そして1月10日に検視結果が出て千夏の通夜で皆が泣いたと話す。

「子供一人いなくなっただけなのにそんなに悲しいのだろうか。」

 

そこまで聞いたとき、心は後ろから何者かに大きな石で頭を殴られた!

 

心が山小屋の中で目を覚ました。

片手が手錠で小屋の中の金具につながれている。

 

そばにはさつき先生が倒れている。

そしてカセットテープのテープが引っぱり出されている。

 

灯油のにおいがしてきた。

小屋の周りに大人加藤みきおがまいているのが見えた!!

 

心は加藤にどうしてここにいるのかと聞く。

 

加藤は一緒にタイムスリップしたと答える。

2017年から1989年に。

 

心は鈴と和子の居場所を聞くが、


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灯油をまき終えた加藤はここにはいないとだけ答えてマッチに火をつけた。

小屋の外は雨が降っている。

 

そのマッチの火で自分の顔を照らして加藤が話す。

「お泊り会の大量殺人は起きません。

それにはもう興味はない。」

 

心「・・・?」

 

加藤
「僕は鈴が欲しかった・・・

純粋な・・・

最初の鈴が。」

 

 

加藤が木村さつきのクラスに転入して来た時、偶然鈴と隣の席になった。

鈴は自分も転校してきたばかりだと話し、微笑みかけるが加藤はそっぽを向いたまま・・

 

授業中も加藤はノートに 雨 という字をたくさん書き、最後に 涙 と書いた。

そのページに鈴が横から相合傘のカエルを2匹書いて

”いっしょにカエル? ”

と吹出しを入れた。

いたずらっぽく笑う鈴。

加藤が鈴の笑顔に心を奪われた。

 

加藤は世界が鈴と自分だけのものになる夢をいつも見ていた。

 

 

 

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