社長はコンビニへ入って行った。
その様子をアザミは物陰から見守っている。
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アザミの携帯に佐藤から電話が来た。
今オクトパスにいると聞き、アザミは状況を説明。
佐藤は洋子が気になるからなるべく早く帰ってくるように言う。
アザミは社長が寄り道しなければ10分で帰れると話す。
電話を切って佐藤はミサキに、アザミはあと10分ほどで帰ってくると伝える。
ミサキ
「じゃあ佐藤君
洋子ちゃんの方に行ってあげたら~!」
佐藤
「アザミが戻ってくるまで一緒にいるよ。
大丈夫。」
ミサキは佐藤を頼もしそうに見る。
—
クロとマツが斜面に穴を掘っている。
クロはマツに
いつも1人でこれをやるのは怖くないのかと質問。
霊的なものとか・・・
マツは慣れだと言う。
それに、幽霊より生きた人間の方がよっぽど怖いと話す。
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クロ
「しかし山岡っての、
本当にこんな所まで来るんかな・・?」
マツ
「しーー
その話はしないーーー」
クロはスズムシに聞こえるように
いつまでも拝んでないで早く手伝えと言う。
そのスズムシは山岡に銃を向けられて大を漏らし続けていた。
山岡は声を出したら殺すといい、スズムシに三歩前へ出ろと手招きする。
そろりそろりとスズムシが山岡に近づく。
山岡は車のノブをガチャガチャとやる。
中の二人は警戒。
当然ドアは開かず、山岡は車のキーを持っていないかとスズムシに聞く。
スズムシはキーはマツが持っていると答える。
山岡は車に死体以外に何かあるかと聞く。
スズムシ
「別に何も・・・」
山岡
「本当だな?」
スズムシ
「はい!」
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