仕事から帰って来た陽菜はゴミ捨て場に夏生の原稿が捨ててあるのを見つけて回収する。

そして部屋に入ると夏生が編集の人と電話しているのを聞いてしまう。

 


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夏生は小説の道は諦めると言っている。

驚く陽菜。

 

夏生はもう連絡してもらわなくていいと言って電話を切った。

 

夏生は陽菜が帰っている事に気付いた。

今の電話はただの連絡事項だと話す。

しかし陽菜が心配しているのが分かった夏生

「聞いてたんだ・・・

まぁ・・・

ほら

いつまでも未練がましいじゃん?

昔の栄光にすがってるみたいでさ。

なんつーの?

この先人生も長いし前向きに生きてくためにも、もういいかなって・・」

無理に笑顔で話す夏生に陽菜は抱きついた。

 

陽菜
「ナツオ君

泣きそうだったから。

いいんだよ?

笑って辛さ誤魔化さなくても。」

 

泣くのを堪えて夏生が話す。

日に日にその原稿用紙を見ても心が痛まなくなった。

書けなくなってから色んなことがあったにもかかわらず一向にかけるようにならない。

多分もうダメ。


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夢を捨てない限り戻ることも進むこともできない・・

 

陽菜は忘れてもいいと言う。

その代わりこの原稿用紙は自分が持っていると。

「夏生君が持ってるの辛い夢なら私が持つ。

後ろめたくなんて思わなくていいよ。

プレッシャーも感じることない。

私が持ってたいから持つの。

だからナツオくんは降ろして大丈夫。」

陽菜は原稿用紙を抱きしめてそう言った・・

 

陽菜の寝床は押入れの中。

1人原稿用紙を見つめて夏生の夢を応援していた日々を思い出して涙する。

 

 

夏生は桃源先生の家でいつものお手伝い。

編集の蔦谷さん聞いたらしく、先生は夏生が作家をやめる決意をした事を知っていた。

蔦谷さんはとても悲しんでいたという。

 

夏生
「蔦谷さんや先生にもいろいろお世話になって来たので心苦しくはあるんですけど、

先を見据えて別の道探さなきゃなって・・

ここのお手伝いももし作家志望の人がいいって事でしたらお暇しますし。」

 

桃源先生は週末の取材につき合えと言う。

今度のテーマは 繋いでいくこと

 

 

 

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