シリーズ 医師と助産師 後編

 

 


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ゴロー
「あのさ~

状況うんぬんより赤ちゃんのためにお酒を飲むなって指導するべきだよ。

サオリちゃんてさー

助産師の くせに そんなこともわかんないの?」

 

ゴローのナチュラル上から目線発現!

悪意がないからなおさらタチが悪い!!

 

サオリちゃんのこめかみに十文字が浮かび上がる!!

「確かに赤ちゃんのためにお酒を飲まないように指導するべきだと思います。

でも大切なのはどうしてお酒を飲んでしまったのか・・・

どうしたら飲まないようにできるのかを話すことです。

ゴロー先生って・・

産科医のくせにそんな発想も出来ないんですか?」

 

サオリちゃんの見事な仕返し!!

ゴローちゃんのこめかみにも十文字が浮かび上がる。

「はあ?」

 

 

その日の仕事が終わり・・・

小松は二人を飲みに誘う。

しかしサオリちゃんはゴローが来るならパスだと言い、

ゴローはサオリちゃんが来るならパスだという。

 

小松はデューク東郷の顔になって

「どーしたんだお前ら?」

 

 

さて、二人のいさかいの原因、小池さんの家では・・

小池さんが夫に助産指導に一緒に来てほしいと話す。

 


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しかし案の定夫はパス。

仕事が忙しいし、そんな事では会社は休めないという。

 

小池さんは

男は言わなきゃわかんない奴が多いという言葉を思い出す。

 

夫は話しながら冷蔵庫から酒を取り出す。

小池さんが話してるんだからお酒を飲むのをやめてと言っても

夫は仕事でつかれてるんだからと言ってプルタブを引っ張って開けてしまう。

 


「お前だって妊娠する前は毎日飲んでたんだし・・

1本くらい飲みたいのもわかるっしょ?」

 

小池さんはグラスを手に取って

「じゃあ私もつき合うから1杯頂戴。」

とグラスを差し出す。

 

夫はダメだという。

「お腹の赤ちゃんによくないと病院で言われたんだろ?」

 

小池さん
「言われたよ。

胎児性アルコール・スペクトラム障害と言って

お酒は赤ちゃんに色々な疾患や障害なんかの影響があるって言われてるんだって。」

 

そして、私だって妊娠が分かる前は毎日飲んでいた。

上司に誘われたと嘘をついてまで友達と飲みに行ったり

妊婦の前でおいしそうにビールだの缶酎ハイだの毎日飲んでるアンタなら私が飲みたくなるのもわかるでしょと言ってもう一度グラスを差し出す。

「ほら・・

早く注ぎなさいよ。」

 

奥さんの迫力の間に夫はただ謝ることしかできなかった・・・

 

 

 

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