今日は甲子園での練習日。

 


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ついに約束の地に降り立った狩野は土を手に取る。

ここの土は虫や草花の根っこの匂いがしない。

球児たちが流した汗と涙が沁み込んで

「ごっつ人間臭い。」

 

記念すべき初土俵。

挨拶は元気に明るく大きな声で。

狩野は息を胸いっぱいに吸い込んで

 

お待っとさん!!

 

と球場に向かって叫ぶ。

 

守備練習ではショートを守る花本がブランクを感じさせないキレのある動きを見せる。

セカンド都築のトスを受けて二塁を踏み、ファーストの狩野へ送球!

狩野
「ビシバシや花ちゃん!!

ガソリン溢れてまっせ!!」

 

花本
「毎日毎分毎秒・・・

甲子園でプレーするために・・・

練習してきたんやもん・・」

 

ベンチから見ている檜
「ブランク知らずのキレキレホッペ。


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守備と走塁の能力なら長野さんよりも・・・

あとは試合勘戻すだけか・・」

 

花本の生き生きとした動きを見て悔しさに打ち震えているのは長野。

長野がユニフォームを着るのは今日が最後。

天津は長野の心中を思いやって、どれほど傷ついているかと心配する。

 

幼馴染の阿比留は尚更長野の無念さはわかる。

 

信楽兄弟が並んで走る。

ルイージが

投内連係

シートノック

投球練習であっという間に30分。

甲子園練習は思ったよりタイトだと言うと・・

マリオは

投手はマウンドの感覚

野手は定位置確認

練習というよりは各ポジションの下見だと言う。

 

ルイージ
「1回出てるからって むっさイキるやん。」

マリオ
「偉大な兄を持ったお前が羨ましいわ。」

 

 

 

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