全国高校サッカー選手権大会準決勝

聖蹟 対 桜高

前半序盤

0-0

聖蹟の代名詞ともいえるフォアチェックが効かない!

 


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トップ下の脇がぽっかり空いている。

桜高がプレスの第一ゾーンを突破!!

君下が舌打ち!

鳥飼が凄いドヤ顔。

「さあここからだ。」

 

小百合
「ええ?

なんであそこ空いてるの!?」

 

スタンドの解説陣が総出で解説する。

聖蹟は前線が三人だからワイドにプレスをかけられる。

だから相手のバックラインに厳しくいけるが・・・

そこをかい潜られると中盤の配置上守備をコンパクトに保つのは難しい。

 

聖蹟のシステム

4-2-1-3は攻撃時に縦パスを出しやすい反面、守備時にはトップ下の両脇にスペースが出来てしまう。

 

加えて桜高が配置を変えてきた。

中盤をフラットにして犬童を鳥飼の横にならべてそこを突いてきた。

 

聖蹟の弱点が思わぬところにあった!

なぜ今まで露呈しなかったのかと言うと・・・

 

東院はアンカー保科の存在が大きかった。

加えてキーパー石動の攻撃参加で数的優位を作った。

 

梁山は突破力のある右サイド・マルコとフォワードの碇屋を中心に攻撃を作った。

 

一星は中盤を飛ばして撃ち合いを望んだ。

 

つまり、弱みを突く必要がなかった。


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しかし、甲斐と丸岡はあれを潜り抜けるのは口で言うほど簡単じゃないと言う。

 

では何故桜高だけがこれを実現できたのか?

 

止める 蹴る 走る

この基本技術が非常にしっかりしているから。

如月たち最終ラインの全員が上手い。

ボールを失わないところがいいと加藤。

 

夏も興奮!

「桜高では入学した時からパス&ゴーは徹底的に練習してきてるのよ!!」

 

スタンドで応援しているOBたちも

自分たちのサッカーが通用していると言って嬉しそう。

隣で見ている人間(ひとま)先生にお礼を言う。

 

しかし人間先生は桜高の伝統を守り存続してきたのは大塩現監督だという。

なにせ部員数1名の代だった・・・

 

ベンチの大塩監督。

ベンチの選手たちに

「作戦通り!」

「名監督!」

ともてはやされる。

監督が

「いや僕何もやってないけど・・」

と謙遜すると

「いるだけで癒される!!」

と合の手を入れるものがいる。

 

大塩監督は振り返る。

この練習の良さに最初に気づいたのは如月だった。

先輩たちの基礎がしっかりしているのは基本を押さえた反復練習のお陰と見抜いた。

桜高は積み重ねたサッカーで確実に繋いで着実に前進している!

砂山も今の桜高は夏よりはるかに強くなっていると評価。

 

 

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