8月6日。

甲子園球場での開会式。

 


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ブラスバンドの演奏に合わせて選手たちが入場する。

先頭は前年度優勝校、西東京代表・早稲多実業!

前を歩いているのは音無・宮田・小荒。

相変わらず小荒は緊張でお腹が痛そう。

 

菩提先生、海宝コーチ、朝日出コーチもスタンドで見守る。

あいにくの空模様だが、地獄の底から這いあがって聖地にたどり着いたDL選手たちがどんな顔で後進するのか・・

想像するだけで菩提先生は涙を流す。

 

朝日出コーチは嬉しい気持ちの中に嫉妬も混じってしまうと言う。

 

海宝コーチ
「イバラの道歩いてきた足で踏む甲子園の優しい土は・・・

あいつらには物足りないかもしれませんね。」

 

DLの選手たちも入って来た!

「1,2 1,2」


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と全員で正拳突きをしながらの行進。

旗を持って先頭を歩くのは勿論キャプテンの狩野。

感激で涙ぐんでいる。

最後尾を歩く花本は一際気合が入っている!

 

観客席からはDLを歓迎するあたたかい声援が飛ぶ。

不祥事の後週刊誌で叩かれた時は世間は皆的に見えたがそうでもないみたいだと藤巻。

 

長野はネクタイを締めて制服姿。

このあたたかい地響きをできれば中で感じたかったと言って涙ぐむ。

 

しかし球場に立ちたかったのは藤巻たちも一緒。

長野の肩に手を置いて

「なんぼ悔いても後の祭りや・・・

失敗紡いで成功たぐり寄せる・・・

明日のために歯ぁ食いしばれ・・・

死ぬまでレース(人生)は続くんじゃ・・・」

 

そしていよいよ選手宣誓。

狩野の名が呼ばれる。

 

 

 

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