8月10日

甲子園大会5日目。

早実対浦学の試合は7回終わって

早実 1-2 浦学

 


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ツーアウトランナー2,3塁の場面で打席には小荒。

打席の小荒はやっぱりお腹が痛そう。

 

ピッチャーの低めの球に3塁ランナーの宮田が

「正露丸やと思って食らいつけ小荒!!」

と叫ぶ。

 

小荒は重心を下げてバットの先に何とかボールを当てた!

 

瀕死の蛾のように弱々しく上がった打球は三塁後方へ。

サードとショートが追う!

お互い目を見合わせて跳びついたのはショート!

しかし間に合わずボールは落下!

 

実況
「ラッキーなポテンヒット!!

ランナー二人還って早実逆転!!」

 

試合はそのまま3-2で早実の勝利。

 

早実帰りのバスの中。

試合後の取材で記者が、小荒の激シブ安打をラッキーといったと宮田が怒っている。

野球を知らなすぎる。

下半身の粘りがなかったら空振りで三振だったし

振り抜く力がなかったらサードフライだった。

ヒットにたまたまなどない!

いい所に落ちたのではなく、いい所に落としたのだ。

 

大会5日目。

ここまで16試合中11試合で逆転劇。

おとといには搾兆世(さくちょうせい)が9回裏に7点取って武恵美学院に逆転勝ちした。

後アウト一つの所でピッチャーが崩れた。


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宮田は

負けられない、失敗できない

という恐怖が恐ろしい魔物を生み出すと話す。

「魔物は甲子園やなく、一人一人の肚に棲むんや。」

退治することは不可能。

死ぬまで一緒の人生の伴侶。

 

今回で甲子園3回目の宮田、小荒、音無。

 

 

DLのグランドではマリオとルイージが早実と浦学の試合を振り返る。

2対1

早実1点ビハインドの8回表。

二死ランナーなし。

 

1番宮田の強烈なライト線への打球を浦学のライトがクッションをミスった。

これでツーベースがスリーベースとなった。

ここが勝負を分けたポイント。

 

ツーアウト3塁でパスボールをしたら同点という重圧でピッチャーの制球が乱れてフォアボールを出してしまった。

そのランナーが盗塁を決めてツーアウト2,3塁。

最後に3番小荒が粘った末の美打で逆転した。

 

甲子園の両翼フェンスはなだらかで、ライト線レフト線への打球ははね返って来ずにフェンスに沿って転がる。

ライトが球場の特徴を把握しきれていなかった。

それに加えてセンターのバックアップが遅れた。

二塁打で止められていたら同点で抑えられたかもしれない。

 

ルイージ
「人のフリ見て我がフリ直せ。」

マリオ
「教訓くれた浦学の分も早実倒して優勝や。」

 

 

 

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