月曜日。

哲雄は自宅から車で出勤。

普段は電車通勤だが、零花を大学まで送らなくてはならないからだ。

 


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大学に着き、バイトが終わったらメールをする約束をして零花と別れる。

 

会社の駐車場に車を停めたところで出勤してきた社長に挨拶。

車で出勤は珍しいねと言われて、娘を大学まで送ってきたと説明。

 

社長は以前社員旅行についてきた、当時小4だった哲雄の娘が大学生になったことに驚く。

 

哲雄は大卒以来、20年間同じ会社で働いている。

高校中退から数年フリーターをやってから大学に行ったので入社は遅かった。

しかし、経営が傾いた時もリストラされることはなかった。

 

社員数50人程度の小さな会社だから社長の家族とも顔なじみ。

自分が逮捕されたら皆を驚かせるし・・・

会社だけでなく取引先にも迷惑をかけてしまうことを心配する哲雄。

特に狩野ボディーには片棒を担がせてしまった。

※麻取義辰の家の整理をするときに狩野ボディーの社員を立ち会わせた。

 

安元刑事に怪しまれていたことを哲雄は思い出す。

 

哲雄は安元刑事が元はあんな感じではなかったと回想する。

今はルールも倫理も逸脱してしまっている。

厳格だった父とは真逆の人間になってしまった・・

 


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安元刑事は自分の車の中で山内義辰のことを考えていた。

調べても犯罪の痕跡は出てこなかった。

詐欺の仕事では裏方である電話の掛け子、通称プレイヤーをしていたのだろうと推測。

 

そしてその頃から息子の延人も目撃が無くなってしまった。

 

そこに薬師寺が歌舞伎町巡回の内藤巡査を連れてきた。

おそらく一番延人を目撃してきた警察官。

素行が悪いので日頃から要注意で見ていたと言う。

 

内藤巡査の案内で3人は延人の行きつけだった店を回る。

安元刑事は延人ならなんらかの事情を知っているはずだと考えて足取りを追うことにしたのだ。

 

そして3人は例のキャバクラが入っているビルの前まで来た。

この店は間野会系列で窪がオーナー。

 

内藤巡査は、響という延人の女もここで働いていたが最近見かけないと説明。

 

安元は何か事情を知っているものとして興味を持つ。

 

安元は薬師寺を連れてエレベーターに乗り込む。

そしてガサ入れをやると伝える。

 

驚く薬師寺。

令状はあるのかと聞く。

 

安元は4課の中に間野会とつながっている警察官がいるようだと言う。

段取りを踏んでいたら情報が漏れてしまうから内内でやる。

薬師寺には他言するなとくぎを刺す。

 

 

 

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