シリーズ新しいNICU編第2回

 

 


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シュン君は新井先生に 腸重積 と診断された。

救急車の中で新井先生は武田に病気の説明をする。

 

腸重積は0~2歳の乳児に発症することが多く、小腸の一部が大腸の中に入り込んでしまっている状態。

イメージで言うと、ゴム手袋を脱いだ時に指の部分が内側に入り込んでしまう感じ。

大腸の中に入り込んだ腸管には血が流れにくくなるから長時間放置すると腸が壊死してしまう病気。

すぐに腸を戻す処置をする必要がある。

 

苦しそうなシュン君の額に手を置いて心配そうな表情を浮かべる武田。

 

ペルソナに着き、シュン君は小児科で診てもらう。

 

処置が終わり、武田(新井先生も付き添ってくれている)は先生から説明を受ける

 

シュン君には高圧浣腸を行った。

高圧浣腸とは、肛門にチューブを入れて薄めたバリウムを腸の中に注入し、その圧力で入り込んだ腸を戻す方法。

 

「でもこの処置で戻ってよかったです。」

と先生は言う。

腸重積は高圧浣腸で戻らない場合や

発症から長時間経ってしまった場合、手術をして直接手で戻さなくてはならないから。

 

それに、重なった腸管が壊死していたり、損傷が大きかった場合には腸管の切除が必要になり、命が危険なこともあると言う。


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早期発見できたのが良かった。

 

シュン君と武田が二人でいる病室に小松が

「武田!

シュン君大丈夫?」

と慌てた様子で入ってきた。

 

シュン君はすっかり良くなり、すやすやと眠っている様子を見て小松は安心する。

 

しかし武田は

再発する可能性が高いから経過観察で2~3日入院することになったと言ってちょっと不安顔。

 

新井先生がシュン君の腸重積を見つけたと聞いて、小松は驚く。

 

武田は新井先生が以前ペルソナのNICUで働いていたと言っていたのを思い出す。

 

その頃廊下では新井先生とサクラ・下屋が遭遇。

下屋
「わぉ・・

新井先生どーしたんです!?」

 

3人は庭のベンチに移動して話す。

新井先生はシュン君の救急車に同乗してきたと説明。

 

下屋は新井先生が小児科のクリニックで外来しながら子供たちの在宅医療を手伝っているという情報を白川から聞いたと話す。

 

下屋
「白川の奴、嬉しそうに言ってましたよ。

NICUで救った命を新井先生が守ってくれてるって。」

 

新井先生は

そんな大げさなことしてないから

というが、

サクラと下屋は自分たちも嬉しいと言う。

そう言われても新井先生はちょっと困惑した表情。

 

 

 

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