スコアは

薬師 0-2 市大三高

 


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8回表薬師の攻撃

打順は9番増田から。

 

ここまで1安打の雷市はベンチで静かにジャイロボールを捉えるイメージトレーニングに集中している。

 

前の打席も粘っている増田、際どい球はファールし、ボールはちゃんと見極めている。

この打席も粘るつもり。

(このまま終わるか。

雷市が

俺たちが・・・)

 

そしてついに増田はフォアボールで出塁!

 

マウンド上の天久。

キャッチャーの高見はここにきて、疲れから天久の制球がやや乱れてきたと感じていた。

 

田原監督
「こういうバッターを9番にステイする。

よくシンキングされたオーダーだ。」

 

雷市は立ち上がる、

その眼光は鋭い。

 

次は1番の秋葉。

天久にプレッシャーをかけるためにも何としても塁に出たいところ。


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塁上の増田は天久がほとんど牽制してこないことに気づいていた。

キャッチャーの高見は強肩だが、ここは雷市の前にチャンスを広げておきたいと考える。

 

秋葉はバントの構え。

 

轟監督はネクストバッターズサークルに向かう雷市の名を呼ぶ。

かすかに振り返って応える雷市。

 

市大三のキャッチャーは秋葉のバントの構えに違和感を覚える。

去年は全くバントをしてこなかったからだ。

 

天久
(やらせていいんじゃね。

アウト一つ貰えるし。)

 

天久が投球動作に入ったところで増田はスタート!

スチールだ!

そして秋葉はバットを引いてエンドラン!

天久の球はスライだが・・

秋葉は何とか当てた!

しかしこれはピッチャーゴロ。

その間に増田は2塁へ進んだ。

 

 

 

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