全国高校サッカー選手権大会準決勝

聖蹟 対 桜高

前半20分過ぎたくらい

0-0

 


スポンサーリンク


 

つくしのシュートは丈一郎のディフェンスに阻まれ、サイドライン方向へ向かうボールを君下が追う!

今までの君下なら追う事はなかったボールだ。

 

君下は全力で走りながら、父親が

「店をたたもうと思う。」

と言い出したときのことを思いだしていた。

 

父は息子に謝るが、君下は

「判断が遅えよ。」

と言う。

 

元々開店休業状態だったし続けるだけ赤字がかさむだから。

 

父はにっこりと笑い、

赤字だらけというワケではないと話す。

銀行も融資してくれたし、工事現場の仕事も慣れてきた。

警備の仕事も始める予定。

敦は頭がいいから奨学金だってもらえるだろうし、

へそくりも10万あって、年末ジャンボもあるから進学は問題ないと息子を安心させるための話をするが不安要素満載・・


スポンサーリンク


 

君下
(後悔はねえ。

俺は俺に出来る最善のことをしてきた。)

 

灰原が

「残せ君下!!」

と叫ぶ!

 

サイドラインを割る寸前、君下の左足がボールに追いついた!

 

君下
(オレがここまで成長させてもらえたのは・・

あの親父だったからだ。)

 

しかし君下には鳥飼がしっかり詰めている。

強引にドリブルで抜こうとするが・・

この辺は鳥飼の方が一枚上手。

身体を入れられて止められてしまう。

君下はパワーもスピードも足りていない。

 

鳥飼に

「お前じゃ抜けねえよ。」

と言われてしまう。

 

「構わねえ。」

と応じる君下。

僅かなパスコースをこじあけて中央の大柴にパス!

 

君下は

店は守れなかったが、聖蹟の方だけは

と言う思い。

 

 

 

次ページへ
 
 


スポンサーリンク