陽向の近所の魚屋に不登校で引きこもっている、太平洋という名の大きな少年。

 


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陽向は同級生と聞いて話しかける。

そうなるタイプの人間は内気な白ガリメガネだけだと思っていたが・・

イジメられっ子の匂いはしない。

失恋か?

 

太平洋は煮干しをかじりながら陽向を見下ろしているだけで答えない。

 

魚屋のおやじが代わりに答える。

中学に上がって1発目の美術の授業で二人一組で似顔絵を描いた。

その時に太平洋は大好きな海の青一色で女の子を描いた。

 

それを見た先生は

「真面目に描きなさい!」

と言って太平洋が一生懸命に描いた絵をくしゃくしゃにしてしまい・・

肌色の絵の具を渡したという。


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そして太平洋は右フックで先生の頬骨とメガネを粉砕!

 

ここで3人は大笑い!

 

その後太平洋は怖がられて学校内で孤立。

行き場をなくしておじさんの家に引き取られたという・・

 

確かに暴力はだめ。

しかし太平洋の母親が先生に、

人の顔をを青で描いてはいけない理由を聞いても答えは返ってこなかった。

 

肌色にしとけば今頃元気に通学してた。

素晴らしい世界だと言って魚屋のおやじは笑う。

「先生殴ったでけぇヤツは海を愛する優しい子。

完璧な人間なんていねえんだよ!!」

 

陽向が太平洋に野球は好きかと尋ねると

太平洋は強く何度も首を縦に振った・・

 

 

 

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