カナタたちが3周目に突入しようかという頃、雨が止んだ。

 


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雨が止んでもすぐに路面が乾くわけではないので路面コンディションには大きな変化はないが・・

実況田中はある危惧を抱いていると話す。

 

 

路面に流れる水の量が減ることで、カナタにとって不利な状況になる。

コーナーの多いセクター1でNSXを抜くことは出来てもセクター3でまた逆転されてしまうからだ。

 

マージンを作らなければならないカナタは何か方法はないかと考える。

 

勝つための方法を必死に考えていいる自分が、以前と変わって来ていると感じるカナタ。

開幕戦の時はただMFGを戦えるというだけで楽しかった。

しかし今は違う。

雨が降っていなくても上位と互角に戦える戦闘力を望んでいる。

眠っていたレーシングドライバーとしての本能が目覚め始めているのか。

 

赤羽に続いて前園とカナタがスターティングゲート抜けてファイナルラップに突入!

 

4位争いをしているカナタに恋は少し不安を覚える。

カナタが注目されて有名になっていって、自分の知らない遠いところへ行ってしまうのではないかと心配なのだ。


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毎朝笑顔で優しく挨拶してくれるカナタでいて欲しいと願う恋。

 

その後坂本、相葉、テイラーの順にファイナルラップに突入。

 

ここで田中の心配していたことが現実となる。

霧が発生してきたのだ。

これは池田も心配していたという。

 

白い悪魔とも言われる芦ノ湖スカイラインの霧。

雨が止んで気流が変わるとかなりの確率で発生する。

しかも発生しているのはレース後半部分。

スリッピートラップの区間とほぼ重なる。

 

死神と悪魔がタッグを組んでドライバー達に襲いかかるという非常事態。

レース続行も危ぶまれる。

統括本部は難しい選択を迫られる事になりそうだと田中が話す。

 

 

田中の予想通り、小田原の中継基地は大わらわの状態になっていた。

現場責任者の山下は

稼働できるドローンを全て飛ばしてなるべく多くの映像をとるように指示を出す。

 

その映像を見ると・・

ほとんど何も見えない状態。

霧発生の一報からまだ数分仕方っていないのだが。

 

 

 

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