8月15日。

DLの3回戦の相手は奈良の弁理。

 


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9回表、檜が打たれて同点に。

相手は4番。

ここは踏ん張って信頼の借金を返済したい檜だが・・

ボール1個甘く入ったところを打たれた!

 

バックホームに備えて前進守備だったセンター、マリオの頭上を越えそうな当たり!

マリオは懸命にバック!!

抜ければ二塁ランナー生還は確実!

 

マリオはボールを見ずに落下地点を予想して走る!

檜が投げたのはストレート。

バッターはパワーある4番。

若干外れた音、角度は55度。

風はレフトからライトに吹いている。

落下速度は少し遅くなる。

 

マリオに落下地点は見えている。

間に合うかどうか際どい!

ギリギリまでボールは見ない

 

(今や!!)

 

マリオが上空を振り返った時、そこにボールはあった。

しかしグラブが届くかどうか。


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マリオが飛ぶ!

 

グラブの先で何とかキャッチ!

マリオ
「不甲斐ないクソ後輩のおかげで・・・

パイセンの株ダダ上がりや・・」

 

スリーアウトチェンジ!

 

またしてもピンチを先輩に助けてもらった檜。

とうとう闇金に手を出してしまったと頭を抱える。

信楽ファイナンスはトゴ。

早く返さないと利息がエグい・・

 

マリオのプレーを見ていた飛田は

普段から信楽兄弟がやっている ピンポイント という遊びを思い出す。

バッターが打った瞬間に目を切って打球を見ずに

ピッチャーの球種

バッターの能力

風向き・・

バットとボールあたる角度と音。

あらゆる情報を瞬時に脳で捌いて、

予測した落下点に最短距離で入って捕球する。

 

日頃の遊びがチームを救うスーパープレーに繋がった。

 

 

 

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