前年度夏の甲子園優勝校の早稲多実業がベスト16で沖縄の公立校に負けた。

 


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涙にくれる宮田小荒音無の三人。

1年の夏は優勝

2年の春は準優勝

2年の夏はベスト16

これで来年へのフリはバッチリだと宮田は言う。

最後の夏王者に返り咲けば

栄光も挫折も経験できたと、大学に行っても就活は敵なしになるから。

 

小荒はトイレのカレンダーに

不名誉は樹木の切り口のように

時はこれを消さずかえってそれを大きくする

と書いてあったことを思い出す。

 

今回の負けは良い人生を送るための甲子園からのささやかなプレゼント。

そう思えるような明日をつくろうと三人は肩を組む。

 

そして3人は、

涙と鼻水で西宮が青く染まる前に上を向いて帰ろうと話す。

 

 

同日のDL学園宿舎ホテル。

DLのメンバーが夕食を食べながら早実の負けについて話し合う。

優勝候補の早実が負けたのは甲子園初出場の公立校。

 

2回まで無失点のエース音無が


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1,2番の連打で動揺したのか、エラーも絡んで初回一挙6失点。

宮田と小荒のアーチで1点差まで迫ったが、あと一歩及ばず6対5

最終回はツーアウト2,3塁まで喰らいついたのだが。

 

天津が

「1点の差って何なんやろな。」

と呟く。

 

長野は

負け試合のタラレバは身内の酒のアテくらいにしかならないと話す。

そんなことを話すよりも、次のステージにどう活かすかが大切。

 

風呂場で滑って空飛んだブタが偉そうに

とルイージが突っ込む。

 

これでベスト8が出そろった。

琉球天宝

横羽間

兵安

名徳義塾

DL学園

鳴門巻

仙台育出

人生学園

 

10日前は49校あったのだが・・

「夏の終わりの蝉はこんな気分なんやろな。」

と天津がしみじみと呟く。

 

生き残ったものにも寂しさはあると信楽兄弟が応じると・・

狩野が

流石3年生にもなると蝉の気持ちになって考えることができるようになるのかと茶々を入れてきた。

 

 

 

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