法兼 0-8 青道
4回表法兼の攻撃。
ツーアウトでランナー2塁。
相手は4番打者。
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点差はあるが沢村は追い詰められていた。
決めに行く低い球を全部強振されて大きな当たりのファールも打たれているから。
しかし覚悟は決めた。
御幸が要求するのは
相手をねじ伏せる強いボール。
沢村の握りはカットボール。
やや高めに浮いたが空振り三振!!
得点圏にランナーを許すも、3番4番を連続三振に取った。
気合いのこもったいいピッチングだった。
ベンチの降谷も小さくガッツポーズ。
ベンチに戻った沢村を仲間が讃える。
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監督は飛ばし過ぎだと叱るが、
「だが、今日はそれでいい。
最後までそれでいけ。」
と沢村の右肩に手を置く。
御幸も嬉しそうだ。
監督は選手たちを前に、早いイニングで終わらせろと檄を飛ばす。
選手たちはさらに気合が入った!
4回裏の攻撃はヒットとエラーでワンナウト1・2塁となった。
バッターボックスには6番東条。
1-0からの2球目、センターへタイムリーヒットを放つ。
1点追加。
続く金丸がフォアボールを選び満塁。
ここで代打由井!
この場面で使ってもらえて由井の闘志は燃え上がる!
持ち前の思い切りの良さが発揮できるか。
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