アジアカップ準々決勝

日本 2-3 オーストラリア

後半残り30分。

 


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後半押していた日本だったが、相手のキャプテンに執念のゴールを決められ、

攻撃でチームを引っ張っていたアレックがもも裏を負傷。

 

大一番に弱い日本・・

そこから何も変わっていないと記者たちは話す。

このネガティブさを改善できないとまた世間に見限られてしまう。

 

藤澤は

まだ試合は終わっていないと反論するが

状況的に厳しいのは事実。

調子のよかったアレックを欠くとなると戦い方を変えなくてはならない。

 

調子が良かっただけにアレック自身も悔しそう。

自分のことをデカいだけで使えないという連中を見返すチャンスだったのに、結局足を引っ張ってしまったとうなだれる。

 

椿と窪田はそんなことないとフォローする。

 

ここまでやれたのは二人のおかげだとアレックは言う。

「窪田に椿。

後は君らに託すわ。

ハーフタイムにハナに言われたこと・・

忘れたらあかんよ?」

 

それは椿と窪田で日本代表を決勝へ連れて行けと言ったあの言葉。

 


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2人は力強く

「頑張ります!」

と答える。

 

「よ・・

よし。その意気込みならいいだろう。」

といつの間にか2人の背後に忍び寄っていた花森が声をかける。

 

花森は城島や越後たちベテラン勢にも

「お前らはどうなんだ?」

と問う。

 

「やるにきまってんだろ!」

とこっちも気合は十分。

思ったよりダメージは受けていないようだ。

 

残り30分。

代表のスタッフたちは選手たちのダメージを心配する。

 

今大会、ブランはずっと花森を気にかけていた。

大会直前に盟友・持田の不参加が決まりモチベーションを高められるか心配していたのだ。

 

しかしハーフタイムで今まで見せたことのないような姿でチームを鼓舞した。

リーダーとして日本代表を一つにまとめようと行動したのだ。

花森は自分の殻を破った。

その姿を見て選手たちも目の色が変わった。

 

だからきっと大丈夫だとスタッフの一人が言う。

みんなが次のステップに進もうと一つになっている。

ブランジャパン結成以来、今がベストの状態に映ると話す。

 

 

 

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