心の免許証を見た佐野は田村心の生年が平成元年で交付日が平成27年だったと妻の和子に興奮気味に報告する。

 


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しかし和子は何かの見間違いだろうと言って取り合わない。

心は危険人物だから家には置いておけないという佐野に対し、

和子は心には深い事情がありそうだからもうしばらく居させてあげるつもりだという。

 

佐野は絶対反対だと手を振り、明後日に来る本署の刑事・金丸に引き渡すつもり。

 

鈴と慎吾が仲良く雪遊びをしている。

心は二人を眺めながら兄弟のその後を想う。

 

現代では二人とは10年くらい連絡を取っていない。

10年前に兄・慎吾と会った時には小遣いを数万円もらった。

それは退職金だという。

就職が決まったが殺人犯の息子だとばれて2か月でクビになったと話す慎吾。

姉・鈴に関しては居場所もわからない。

慎吾も、もう連絡を取り合わないようにしようと言って去っていった。

 

心は微笑みながら幼い姉と兄を見守っている。

「ずっと仲良くいるんだよ。」

と声をかけると鈴と慎吾は笑って「はーい」

と答えた。

 

その様子を佐野が家の中から見ている。

 

心はこれから起こる悲劇を止めようと考えている。

今日は1月12日。

由紀のノートには


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明日には教員・木村さつきの父親・敏行が車を運転中に雪崩に巻き込まれて重体になると書いてある。

場所は音臼岳山道の荒川橋付近。

※木村さつきも音臼小無差別殺人事件の被害者

 

いざ行動を起こすとなると過去を変えることに抵抗を覚える心。

音臼小無差別殺人事件を止めることができたら自分は加害者家族でなくなり

すると由紀とも出会わずにミクも生まれないかもしれない。

そもそも元いた世界に戻れるのか・・

 

しかし悲劇を知っている以上知らんぷりも出来ない。

 

朝になり、心は木村敏行の家を訪ねる。

木村は丁度出かける所だったので音臼岳を通らないように心が忠告する。

 

木村さつきも出てきた。

若くて美人だ。

 

信じてもらえないかもしれないがと前置きして

心は今日の8時10分頃荒川橋付近で雪崩が起きると予言する。

 

現在8時過ぎ。

木村敏行は心の忠告はまともに聞かずに一人で車に乗り出発してしまった。

 

そこにパトカーに乗った佐野が来た。

心は勝手にパトカーに乗り込み木村敏行の車を追うように言う。

 

訳が分からないが佐野は言われた通りに木村を追う。

そして荒川橋付近に来た時心はサイレンを鳴らして木村の車を停めるよう言うが・・

その時雪崩が起こり、木村の車を呑み込んでしまった・・

 


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