結局哲雄は血判書にサインをして結婚を認められた。

 

ここまでの話を聞いた零花は母親の実家のヤバさにドン引きの表情。

本当のこととは思えないという。

 


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しかし本当のこと。

今まで哲雄が話さなかったのはどう話していいかわからなかったから。

歌仙が今回実家に行っているのはその契約書の交渉に行ったと説明する。

しかし難航している。

 

もう夜が明ける。

哲雄は午後から警察に出頭しなくてはならない。

零花を半グレから守るためには歌仙のそばにいさせたいが村に置いておくわけにはいかない。

やはり安元に守ってもらうしかないと哲雄は考える。

 

哲雄が零花に話さなくてはならないもう一つの事。

それは零花の元カレ・延人を殺したことから始まった様々の事。

どこまで話すか迷う。

 

麻取義辰のことは安元に突き止められたので隠し通すことは出来ない。

延人を殺したことを話せば零花との親子関係は恐らく終わる。

 

それを考えると息が詰まる。


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変な汗が流れてくる。

言わなくて済むなら言いたくないが、逮捕されてから知ったら最悪。

 

信の事 

金井の事

恭一の事

全ては繋がっている。

 

麻取のことでつかまればいずれはバレる。

順に全てを話そうと覚悟を決める。

 

1か月前のあの日に零花の部屋で・・

と言いかけたところで声が出なくなってしまう。

 

父親が必死に何かを言おうとしていることは理解した零花は辛抱強く待つ。

 

哲雄が話そうとしても脳と体が音にすること拒否する。

汗がとめどなく流れ、シャツがびしょびしょになった。

 

零花
「一か月前のあたしの部屋・・?

何?

もしかして・・・

延人を殺しでもした?」

 

まさかの正解!!

しかし哲雄はまさかの否定!

 

零花も本気で言ったわけではなく冗談のつもりだった。

 

しかし否定したことで哲雄はもっと言いづらくなった。

話をまとめると言ってラジオをつける。

 

 

 

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