零花がオガミメをやりたくないならやらなくていいと教祖が言い出した。

 


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しかし交換条件として自分の子を産めと言って孫である零花の上に乗っかった!

零花か歌仙どちらかが村のために子孫を残さなくてはならないという・・

 

仕方がないので零花は村に残ることを承諾する。

心の中では 

絶対ぶっ潰してやる

と誓いながら。

 

教祖はにこりと笑い零花の頭をなでる。

 

零花がオガミメになることを了承した情報はすぐに零花の見張り役である月夜見に知らされた。

立派に務めを果たしたと褒められ、村に戻ってくるように言われた。

 

月夜見とは・・

フルネーム

松田月夜見

3代続く信者で月夜見兄弟の長兄。

生まれも育ちも村。

志楽久杉山として零花と同じマンションに住んでいたあの占い師だ。

 

月夜見は外の人間の良い悪いの判断基準が未だにわからない。


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零花には何を言っても信用してもらえなかったし、

生活自体に最後まで慣れなかった。

畑仕事をしなくてもお金があれば生活できることに現実味のなさと罪悪感を感じるし

逆にお金がないと生活できない切迫感にヒリヒリする。

良心がすり減っていくように社会ができていると感じる。

村が提唱する理想の世界からはほど遠い。

 

月夜見は零花が大変な時でも笑顔でいたことを思い出す。

それはうらやましかった。

そして何より自由だ。

自由は楽しく、怠慢で罪。

零花を汚染しようとする自由人から守ることは大変だったが

オガミメになることを承諾したことですべてが報われた。

歌仙と零花二人でオガミメをやればこの罪深い世界を正す機会はあると希望を見出したのだった。

 

引っ越しの荷造りの最中月夜見はくしゃみをする。

風邪をひいたのか。

 

 

 

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