哲雄は歌仙のいる神社を探しに戻る。

 


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その途中、哲雄が逃げたことを村中に伝えている男を見る。

村人たちの動きが早い。

急がなくては。

 

哲雄は洋二の言葉を思い出す。

歌仙のいる山奥の神社は一般教団員も入れない宗教上の重要な場所

だと言っていた。

ならば何らかの柵で区切られているはず。

 

山奥に進んでいくと・・

立ち入り禁止の札と柵を見つけた。

乗り越えてけもの道を進んでいくと・・

古ぼけた神社発見!

ずいぶん簡単だった。

これを小沢が見つけられなかったことを哲雄は不思議に思う。

 

中から歌仙が祈っている声がする。

隙間から除くと天照の姿も見える。

 

さらに中から何かをいぶしているにおいが漂ってきた。

とりあえず天照が去るのを待つ。

 

歌仙と会うのが楽しみになってきた。


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離婚届の件は弁解が必要だが歌仙ならわかってくれるはず・・

 

しかし連れ出した後の作戦は考えていない。

二人の安全確保が最優先。

零花を連れ出すのは無理っぽいので歌仙を先に逃がすしかないか。

 

あの状況から零花を逃がすのは容易ではない。

歌仙なら何か思いつくかもしれない。

鳥栖家の弱点とか知っていれば・・

 

いずれにしても哲雄は歌仙となら上手くいくような気がする

今までもそうだった。

(歌仙さんがいれば・・百人力なんだ!)

 

30分くらい経っただろうか。

視線を感じて森を見ると・・

窪が立っている!

青ざめて床下に逃げ込む哲雄。

窪が床下を覗く。

もう逃げられない!

 

頭を抱えて覚悟を決める・・

ん?

何もない。

もう一度森を見ると窪はいなくなっていた。

哲雄は不安のあまり幻覚を見たのかと首をかしげる。

 

 

 

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