甲斐と監視係が中腹で待機中の窪たちと合流した。
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窪はちょうど志野と電話中で甲斐はここなら電話が通じることを知る。
甲斐は胸ポケットからスマホのカメラの部分だけ出して小沢にビデオ通話をかける。
半グレたちの会話と今後の計画を伝えるためだ。
小沢は半グレたちが今夜祭りの後に教祖の拉致をもくろんでいることを知る。
窪が戻ってきた。
無表情に甲斐に近づき胸ポケットのスマホを取り上げる。
小沢にビデオ通話をしていたことがばれてしまった!!
窪
「爆弾のガキはやはりお前の差し金だったんだな。」
小沢の居場所を聞かれて甲斐は窪に殴り掛かる!
窪は甲斐の腕をとり一本背負い!
からの首締め!
窪は落ちたスマホを拾い上げて相手の名前が小沢謙信だと知った。
「あーなるほどな。」
窪は名前を憶えていた。
8年前に殺したターゲットの息子。
現場を見られていたことは知らなかった様子。
8年間も復讐心を保ち続けたことに感心する。
「面白い、こんなことは初めてだ。」
と言って本当にうれしそうに微笑む。
殺し屋を始めてからの夢だったという。
「本当にありがとう。」
と電話の向こうの小沢に礼を言う。
窪は話しながら甲斐の首に巻き付けた腕に力を込めていき・・
甲斐が小沢に逃げろと叫んだ瞬間
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ボキッ
と窪は甲斐の首をへし折った。
小沢にはその時の甲斐の顔が父親の最後の顔と重なって見えた。
窪は小沢が甲斐の最後を見届けたことを賞賛し
必ず見つけて全霊をもって返り討ちにすると話す。
他の手下どもは窪の所業を喜ぶものと
甲斐の死を悲しんでいるものとに別れる。
–
電話を切り呆然と横たわっている小沢を農夫姿の哲雄が見つけた。
Wi-Fiの電源を探して歩き回っていたらしい。
哲雄は小沢が生きているとは思っていなかったようだ。
哲雄は村人に紛れるため民家から長靴と麦わら帽子と手拭いを盗んだと言う。
哲雄は小沢に荷物を貸してと頼む。
荷物の中身を見た哲雄は何か思いついたようだ。
「ぐすっぐすっ」
小沢が泣いている・・
甲斐が窪に殺されたと哲雄に伝える。
村の祭りが終わってから教祖を拉致する計画も。
小沢は窪にありがとうと言われたことが悔しくて泣いているのだ。
絶対に許さないと号泣。
哲雄は窪を殺す計画に手を貸してほしいと小沢に頼む。
〇感想
漫画とはいえ窪が首を折る
ボキッ
という音はリアルに想像してしまって背筋がうすら寒くなります。
急に生気の抜ける目や表情も凄く不気味です。
哲雄はカバンの中身の何を見て何を思いついたのか
小沢にどんな作戦を授けたのか。
ドキドキです
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