残留がかかる大分との一戦。
前半を終えて1-1
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去年まで自分たちも同じように残留争いをしていたETU選手たちは
降格のかかったチームは思いもよらない力を発揮するという恐怖が頭の中に棲みついていた。
それを見破った達海はそんなオカルトには忘れて
勝ってきた記憶を思い出せと檄を飛ばす。
頭の中のもやもやが吹き飛んだ選手たちの表情にはゲームへの集中力が戻っている。
–
大分の小松新監督は後半も前半の流れのままに
焦って攻め込んでくるであろうETUの
裏のスペースを狙っていこうと話す。
本宮新GMも去年のサッカーが蘇ったと興奮して話す。
しかし他のスタッフたちは明るすぎるトップ二人に困惑気味。
監督は
タイトル争いをしているETUを叩いて世間に強さを見せつけよう
と選手たちを鼓舞し力強く送り出した。
ほとんどの大分の選手は監督やGMの誉め言葉に乗せられているが
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14番千葉はすこし引っかかると言う・・
ピッチ上でETUの杉江とすれ違った千葉は
去年までは自分たちの方が上だったことを思い出す。
本来の調子さえ取り戻せたら絶対負けないと。
円陣を組み、キャプテン杉江は皆に謝る。
それはチームを引っ張る立場の自分があいまいな態度をとって混乱を招いたから。
夏木も赤崎もなんとも思っていないと言ってくれる。
杉江は村越からキャプテンを引き継ぐときに
一人で抱え込むなと言われたと話す。
だから今回もそうさせてもらう。
プレーでもキャプテンシーでもベストは尽くすが
間違っていたらすぐに指摘してくれと皆に頼む。
そうすれば失敗してもすぐに取り戻すことができる!
また杉江はこの終盤にきて新システム
4-3-3
に挑戦している意味をもう一度思い出そうと話す。
ピィッ
笛が鳴り後半開始
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