郷一郎の屋敷に戻ってきた哲雄は

長靴を脱いで屋根に上がり歌仙がいる部屋の上に移動する。

 


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哲雄
(小沢が予定通り動いていたら・・

そろそろ来るはず・・)

歌仙の演技がいつバレるかわからないので哲雄は焦る。

 

哲雄が待っているのは洋二たち村の武闘班。

小沢を助けた村人から

半グレたちの郷一郎襲撃計画を聞いたら間違いなく警護に来るはず。

 

「ああっ郷一郎さん・・」

部屋の中では歌仙が畳をギシギシ押しながら演技を継続している。

 

床下で待機する半グレ二人も屋敷の外で待機している窪たちも

いつまでやってんだとイライラしてきた。

 

「!」

屋根の上の哲雄が遠くから洋二たちが屋敷に向かって来るのを発見!

哲雄は

 

コツコツコツ

 

と屋根瓦を3回ペンで叩く。

 

これは歌仙と示し合わせた合図。


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家の中の者に聞こえても

カラスが屋根で餌をついばむ時の音と似ているから気に留めないはず。

 

哲雄は次の手順のために音をたてないように屋根を降りる。

 

音を確認した歌仙は

「あらあらお眠りになられたんですね。」

と下の半グレたちに聞こえるように言う。

そして15分間湯浴みに行ってくると言い残して部屋を出る。

 

床下の半グレは15分間のチャンス到来と窪に無線で連絡。

窪はGOサインを出す。

(窪たちは屋敷の外で待機)

 

歌仙は屋敷を出るべく廊下を移動。

その時胡蝶と会ってしまった!

 

どこに行くのかと聞く胡蝶に歌仙は

郷一郎と同じ空気を吸いたくないから神社に戻ると答える。

 

その割にはずいぶん長時間盛り上がっていたじゃないかと

いやらしく笑う姉に対し歌仙は

演技に決まっていると答える。

胡蝶はこの答えに納得する。

 

 

 

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