8月21日夜、甲子園準決勝でDLに勝った横羽間のメンバーは

宿舎で狩野のことを思いやっている。

 


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生物大好き梶原はてんとう虫に

”あるがままが君のいいところ ”

と言伝をして狩野の元へ飛ばす。

そもそも狩野の名前を間違っているので届くはずもないが。

 

大庭と北条はサウナで狩野の最後のプレーについて話す。

タッチする直前、狩野が目を血走らせて見逃してくれと言ったとき、

その目つきは野良猫のようだったと大庭は言う。

なんだか昔の自分を見ているようで親近感が湧いてお願いを聞いてあげようかと思ったと。

 

北条が狩野のことを

ブレーキが壊れた単車

と例えると大庭は大きく笑う。

 

2年の狩野は今後最上級生になり

制御するものがなくなって自由になったらどうなるかと大庭が言うと、

 

北条はその辺は心配ないだろうと返す。

元々野良猫だったのだから、

自由の過酷さは野良が一番知っている。

自由を手に入れてはしゃぐバカじゃないだろうと話す。

 

いよいよ決勝。

大庭が金メダルはメッキらしいぞと言うと北条は

何だって光ってくれりゃいいと言ってサウナ室を出て行った。

 

 

DLの選手たちは全員ホテルの宴会場に集まっている。


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カメラも入っていてちょっとかしこまり気味。

 

まずは主将のあいさつと思いきや、

マリオが3年の自分たちに音頭を取らせてくれと言う。

 

狩野はテレビに映りたいだけだろうと不満げ。

 

マリオは

負けはしたけど横羽間と堂々と渡り合ったいい試合だった。

大学や社会人、そしてプロのスカウトにも十分アピールできたはずと話す。

 

ルイージが

試合に出ていないものも含めて全員の力でここまで来たとフォロー。

 

楠は

野球を続けないものも3年は新しいステージに進むと続ける。

 

そして最後は天津。

「ホンマいろいろあったけど・・

楽しい3年間でした・・」

 

この言葉で狩野たち2年はしんみりして涙目・・

 

いいところ持っていってずるいとマリオは天津につっこむ。

 

藤巻が

お約束の下級生への遺言はないのかとふると、

長野が反対する。

託すのは簡単だが託された方がたまらない。

笑太郎も言葉にはしなかったが

無念晴らしてくれ的な重荷を背負わされて苦しかったはずと狩野を気遣う。

 

このことは藤巻も思い至っていなかったようで驚きの表情。

 

狩野は唇をかんで言葉を発しない。

そんな狩野を丸井がじっと見つめている。

 

 

 

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