第32節

現在4位の磐田と3位のETUの試合が始まろうとしている。

 


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試合直前、田辺が椿に声をかける。

椿が復帰してスタメン起用されたことを称える。

 

椿は代表解散のときに挨拶できなかったことを詫びる。

夏木が横から病み上がりの椿に優しくするよう田辺に言う。

優しくしての意味が分からないと田辺。

 

勿論田辺は手心など加えるつもりはなく、ゴリゴリに潰しに行くと宣言。

しかし個人的な気持ちとしては窪田や椿とまた一緒に代表でプレーしたいという。

 

この言葉に椿は

また代表になど今は言えないがそう思われるくらいの選手にはなりたいと応える。

 

雨が降る中、両チーム整列。

 

記者席ではETUにとって磐田は厄介なチームだと話している。

開幕戦で0-4とボコボコにやられて連敗スタートのきっかけを作られたチーム。

ETUも強くはなったが倉茂監督がどうにも一筋縄ではいかないイメージ。

藤澤記者はじっとピッチを見つめている。

 

達海は

「ようジジイ」

と無礼な物言いで倉茂監督に挨拶。

 

倉茂は今どきの戦術にはついていけなくて

ETUの新しい戦術もよく覚えていないともうろくした感じで話す。


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分析から対策までコーチングスタッフに任せっきりだという。

 

達海が引導を渡してやろうというと

倉茂は監督生活の最後に前の対戦のときのように4,5点プレゼントしてくれと鋭い眼光で達海を見ながら言う。

 

ベンチに戻った達海は磐田の状況をコーチに聞く。

 

今日の磐田のメンバーだと毎回4-2-3-1だったが

立ち位置を見ると3バックのようだとコーチは答える。

 

達海は予想通りの狸っぷりだと倉茂監督を横目で見ながら言う。

今日は面白い日になりそうだとニヤリ。

 

選手たちもいつもと違う磐田のフォーメーションに戸惑いながらも

大分戦とやり方は変わらないと自分に言い聞かせる。

 

キャプテン杉江は相手の出方を見ていこうと声をかける。

 

笛が鳴り、試合開始!

 

応援団長の羽田は残り3節すべてを出し切ると言って気合を入れて声を出す!

 

しかし開始早々自陣でのガブから椿へのパスがカットされた!

 

磐田の7番がドリブルでETUのディフェンスをかわしてゴール前のFWにパス!

 

ボシュっ

 

強烈なシュートはクロスバーの上!

 

湯沢
「っぶねーーっ」

 

 

 

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