東京赤坂にあるベッケンバウアーの自宅。

 


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ベッケンバウアーの姉・アグネスはMFGのサイトを見ながら

ファン投票で先月の真鶴のレースが最もエキサイティングなレースに選ばれたと誇らしげに優勝した弟に報告する。

 

しかし当のベッケンバウアーはうるさい!とつれない態度。

ベッケンバウアーはMFGをバカにしていて、予定調和的に1位になることを望んでいる。

 

なのに真鶴で沢渡やカナタと激しく競り合ったときに今までにないほど高揚した。

そのことを自分の中で折り合いをつけられず、フラストレーションを感じているのだ。

 

 

その頃沢渡は湾岸エリアにあるシティホテルのガーデンプールで恋人の沙奈とデートしていた。

ビキニ姿の沙奈の腰のあたりをボケーッと見ているとムラムラしてきた沢渡は沙奈と部屋に戻って行った。

 


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江の島ではカナタが一人海を見つめながら考え事をしていた。

 

カナタは日本に来たことを運命なのかもしれないと感じている。

 

以前母親が亡くなった時に

生きる方向性を見失って心を閉ざしてしまった。

今振り返ると、寂しさゆえに誰かにかまって欲しかったのかもしれない。

 

父親が亡くなって今度も同じようなスパイラルに落ちそうになったが

日本という国と優しい周りの人たち、そして恋が力づくで引き戻してくれた・・

 

カナタは天国の母親に向かって

レース中に父親の魂が助けてくれるという奇跡が起きたことを報告する。

話をすることはできなかったけどあたたかなぬくもりを感じて心が通じ合えたような気がした。

 

そして最後に

(ママは性格がきついから天国でダディをいじめないでね)

とお願いした。

 

 

 

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