9月3日 舞洲ベースボールスタジアム

新主将砂金が率いる花忠社が神大一高と秋季大会1回戦を戦っている。

 


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砂金は3打数3安打

1本塁打5打点の活躍。

 

砂金だけでなく1年生も元気だ。

 

2番雨谷は

3打数2安打1本塁打3打点

 

5回2安打無失点8奪三振の好投を見せた右のエース糸巻も1年。

 

府予選ベスト16の常連神大一高を5回コールドで下した。

 

この後試合を控えるDLメンバーはスタンドで観戦していた。

砂金が相変わらずくしゃみばかりしていてハクション大魔王健在だと花本と阿比留が話す。

 

雨谷・糸巻と同学年の天宝が2人はDLに進学するはずだったと話す。

雨谷が丸井の後輩で、丸井は雨貝のバーター入学だったことは阿比留達2年も知っている。

丸井はそばでうつむいて聞いている。

 

DLに入学するはずだったのに出場辞退の件で他校に流れた14人のうちの2人だ。

残りの12人については天宝もどこの学校に行ったかはわからないらしい。

 

都築がイスラエルの失われた10支族になぞらえて

DL学園失われた14氏族

と表現。

全国に散った選手たちがどこの学校でどんな選手になっているのか考えるとワクワクする。


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そこに

「優平さん!ご無沙汰してます!」

と雨谷が礼儀正しく帽子を取って丸井に挨拶に来た。

 

2人は場所を移して話す。

丸井が主将になったと聞いて雨谷はさすが!と言って驚かない。

小中と丸井が主将をやっていたことを知っているから。

丸井の人徳だと言う。

 

しかし当の丸井は人徳など微塵もないと言ってため息。

 

雨谷はそんな丸井を見て

憧れのDLで主将になったのにまるで自己破産でもしたような顔をしていると不思議そう。

 

丸井は目標も信念もなく、弱い自分が情けないと愚痴り始める。

 

雨谷はそんなものは誰もあなたに求めていないと話す。

ボーイズの監督も丸井には発言力や統率力など主将の資質が全くないと言っていた。

それでも主将にしたのは

「なんとなく」

らしい。

 

それを聞いて丸井はずっこける。

 

雨谷は

何もないのに主将に選ばれ続けるなら逆に何かあるのだろうと言う。

それは丸井だけが持っている主将の資質。

 

そういわれても丸井自身それが何かわからない

 

自力で強くなれないなら周りに強くしてもらえばいいと雨谷は先輩を励ます。

 

 

 

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