–産科医・下屋編 第2話(12巻収録・転科)あらすじ
引き続きふじ産婦人科。
朝になり、下屋は神谷さんの病室を訪れる。
神谷さん、昨夜は入院して初めてよく眠れたとうれしそう。
そこに電話が入り、院長が来たので下屋の当直は終わり。
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下屋は神谷さんにお別れの挨拶をする。
「じゃあ神谷さん、入院つらいと思うけど頑張ってね。。」
神谷さん、笑顔で
「頑張ります、下屋先生。
ゴールは必ずありますもんね。」
—
下屋は院長に引き継ぎの報告。
・神谷さんと話していて、少し気になることがあった。
・落ち着きがなく、動悸や頻脈がある。
切迫の治療をしていればよくある症状なのだが・・・
そのとき甲状腺に問題がある可能性が頭をよぎった。
その件を院長に伝えると、院長は今日は土曜日だから、週明けにでも検査をしてみると答える。
—
3日後。
ペルソナの休憩室で小松とサクラとゴローと下屋で話している。
ふじ産婦人科での当直の事が話題になり・・
下屋は
「ちょっと気になったことが・・・」
と、神谷さんのことを思い出す。
しかしその場は
「ううん、なんでもない。
そういう勘てさ・・
ほとんどハズレるんだから・・・」
と流して終わりにしてしまう。
—
その頃、ふじ産婦人科では・・
神谷さんが突然苦しみだした。
すごい頻脈!
肺に水が溜まっているかもしれない!
子宮収縮抑制剤を止めてタンミで維持する。
神谷さんは苦しそうにゼーゼー言っている。
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—
ペルソナに連絡が入り・・
電話を受けた四宮がサクラに状況を説明する。
・肺水腫で呼吸状態の悪い妊婦が救急に運ばれてくる。
・血圧も上が180あるから、妊婦高血圧症候群もあるかもしれない。
・25週の妊婦で、5日前から切迫で、子宮収縮抑制剤使ってたらしい。
多分、それで重度の副作用が出た。
・ふじ産婦人科からくる。
隣できいていた下屋が神谷さんを思い浮かべる。
(まさか・・・)
救急車を待ち受ける下屋とサクラ。
そこに救命の加瀬も来た。
救急車が到着して中を見ると・・
救急隊員がひっしで心臓マッサージをしている!
救急車内で心停止!
下屋
(神谷さん・・なんで・・・)
心肺蘇生法開始して2分経過!
加瀬が代わる。
そしてサクラと下屋は先にオペの準備!
サクラ
「走れ下屋!
カイザースタンバイだ!」
—
オペ室ではサクラと下屋がオペの準備を急ぐ。
神谷さんがオペ室に運ばれてきた。
オペ台に移す。
心臓マッサージを続けている加瀬。
肺水腫と妊娠高血圧症候群とは思えない。
「甲状腺クリーゼじゃねえのかよ!?」
–産科医・下屋編 2話 ここまで
3話に続く
〇感想
甲状腺の異常は下屋が気になっていたことでした。
ちなみに甲状腺クリーゼを調べてみると、
「甲状腺ホルモンが過剰に作用し、複数の臓器が機能不全に陥り生命の危機に直面するため、緊急治療が必要になります」
とありました。
下屋の違和感の原因は甲状腺ホルモンの過剰分泌だったのですね。
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