冒頭、回想から。

心は嫁の由紀と北の国からを見ている。

純が彼女を妊娠、中絶させて五郎が相手の父親に謝りに行ったところ。

心は泣いているが、嫁は少し冷めている。

嫁が言うには、五郎はいい父親ではない。

お詫びの品にかぼちゃって・・・

だいぶイタイ。

心は嫁に問う。いい父親とは何なのか?

由紀は考える。

心は由紀の答えを待たずに、

自分は父親なしで育った。

だからいつも想像いていた、理想の父親像を・・・と言う。

 

その父親像とは?


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音臼村駐在所。

金丸は帰り、佐野と心の二人きり。

警察に疑われて、もう佐野家に厄介になっているわけにはいかないと考えている心。

その心に佐野は、悪かったな、と謝る。

驚く心。

佐野はパラコートの瓶を取り出して、これは林の中に落ちていた。
捨てたのは心であろうと聞く。

心は答えない。

しかし佐野は、心が千夏ちゃんを助けるために倉庫から持ち出したことを見抜いていた。

心がとたこれまでの行動・・・

佐野の娘(心の姉)鈴を助けたこと、雪崩が起きることを知っていた事。

そして今回のパラコートの件、千夏ちゃんを助けようとしての行動なら説明がつくという佐野。

そしてついに心は認める。

佐野の中のもう一つの仮定が確信に変わった。

しかしそのことは聞かずに、天然露天風呂に心を誘う。

一緒に行くという子供たちを振り払い、佐野と心は一緒に露天風呂へ向かう。

吹雪く中、ちょっと熱めの温泉に浸かる二人。

心から湯を堪能している佐野の横顔を見て、とてもさつ人者には見えないと感じる心。

佐野は心にここに来た本当の理由を聞いてきた。

父親捜しではないことを正直に言う心。

さらに家族構成(嫁は出産時に他界。生まれたばかりの娘と、母と暮らしている)

そして佐野はもう一つの確信(核心)を、心に聞いてい来た。


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免許証の交付年月日についてだ。

心は正直に答える。

自分は2017年から来たという事を。

すでにその答えを自分の中で確信していた佐野はあっさり信じる。

2017年にはタイムマシンが出来ているのかと質問。

心はそうではないが、偶然タイムスリップして元の世界に戻れるかもわからないと説明する。

ドラマ”北の国から”が大好きな佐野はドラマのその後を質問。

心は、蛍の男関係、純の散々なその後を説明する。

驚く佐野。

しかし心は嬉しそうな顔で、五郎はそんな家族を悲しい時も嬉しい時ももしっかり受け止める、と言う。

この言葉は佐野の心にも響いた模様。

その後は二人で田中邦衛のものまね合戦に。

吹雪がやみ、雲間から陽が射しこみ始めた。

佐野は独り言で、2017年、俺はは何をしているか、と言う。

心が、どうしていたいかきくと

佐野は相変わらず未来でも家族とやかましくしていたいと答える。

この言葉と佐野の穏やかな表情に息をのむ心。

佐野はこの音臼村の今後を聞く。

心は、事件や事故は多少起きると答える。

佐野は事前に防ぐためにそれらを教えてくれと言う。

心が目的を問うと・・

佐野は勿論正義のためだと答える。

その表情は1点の曇りもなかった。

佐野家に帰って布団に入る心。

布団の中で、亡き妻とかつて話した理想の父親像を思い出していた。

それは・・理想の父親の条件は一つだけ。

どんな時も家族と向き合える男。

世界で一番家族と向き合える男だ。

——11話ここまで。

テセウスの船編 12話に続く

〇感想

これで佐野が犯人でないことは、心(しん)の中で決定したのでしょう。

私も今そう思っています。

テープに犯行記録を吹き込む人物。

それを早く知りたい!

余談。

雪の中の天然温泉か・・・

いいなあ。

こんな温泉が家の近くにあるなんて羨ましすぎる、佐野家。


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