前回のあらすじ

 

理辨戦の疲れも癒えないうちにDLは紅白戦シリーズ開始。

実戦を増やすことで各々の競争意識を高めることと新人の発掘が目的。

 

魚谷の長打力を発見したり、飛田がマリオに教わり始めて、目的は達成されつつある模様。

 

甲子園経験組とそうでない者との格差のようなものも解消されることが期待される。

 

風呂場では阿比留と檜が夏は甲子園を制して狩野の笑顔が見たいと話し合う。

 

331話あらすじ

 

授業終わりに新監督から紅白戦の結果が発表される。

全12試合6勝5敗1分けで笑太郎チームの勝ち!

ご褒美は外出権!

 

本塁打王、打点王など個人タイトルは狩野が総なめ。

お菓子やジュースを沢山獲得した。

ちなみに奪三振数と防御率は檜に軍配が上がった。

 

1年生も活躍したし控え投手のデータもしっかりとれて紅白戦の意義はとてもあったと丸井は嬉しそう。

これをもとに各自成長できればチームの層が厚くなりそう。

 

自分自身もキャッチャーとして実戦をつめて大収穫だったと丸井は話す。

打撃はからっきしだったが・・

 

新監督は京都の公立校との練習試合が決まったことを報告する。

更に、これからはチーム内連絡のために各自スマホを持てるように取り計らうと言って教室を出て行った。

 

スマホ解禁に2年達は大喜び。

動画も見れるしLINEもできる。

あんなことやこんなこともできると夢を膨らませる・・

 

1年達3人は来年入ってくる新1年達に戦々恐々としている。

中学での実績がすごいからだ。

春までに実力をアップさせようと誓う。

道脇だけは話し合いに参加せず寝ている・・

 

練習後丸井と檜がベンチに座って話している。

丸井はキャプテンとしてスマホ解禁が心配なようだ。

 

丸井は狩野から正捕手の座を奪って見せると意気込む。

データ収集と分析力に自信がある。

自分が正捕手になれば檜を更に伸ばせると話す。

 

嬉しそうに立ち上がる檜。

その時

ピキッ

と腰に痛みが走った。

 

思わず声を漏らしたが丸井には何でもないと言って立ち去った。

 

〇感想

 

うわ・・・

心配材料が2つも・・

スマホ解禁はやばいでしょ。

野球に集中しなきゃいけないときに。

動画やゲームに夢中になる奴絶対出てくるって・・

でも確かに今どき高校生がスマホも持っていないのは変だし、いつかは乗り越えなきゃならない壁だったのかも。

先生もよく考えたうえでの決断だったのでしょう。

 

そして檜の腰!

エースの故障は一大事なのにそれを隠したのは更にまずかった。

対処が遅れれば悪化する可能性も。

誰かが早く気づけばいいのだけれど。