DL学園対日難学園の決勝戦!

DL 6-7 日難 

9回表 DLの攻撃

 

ノーアウト1,2塁でバッター狩野。

 

ベンチでは狩野が描いた8の字について皆が話す。

最近打席に入る前にちょくちょく何か描いているが願掛けか何かか。

狩野が願掛けするタイプとは思えない。

 

檜は新チームのキャプテンに丸井をすえたのは正解だったという。

狩野はいろんなものをしょい込むタイプなのでキャプテンから解放されて身軽になれたのはよかった。

チームを俯瞰で見られるようになったし何より野球が楽しそう。

 

あほなのかそうじゃないのか。

何を考えているのかわかりづらいから周りは深読みしてしまうがそんなことは意味がない。

狩野はただ自然に自分の考えるままに生きている。

 

穏やかで厳しい。だから少し怖いと丸井は言う。

 

狩野が打席に入る。

審判にツーストライクから初めてと無理な注文をするがもちろん却下。

 

注目の第一球はど真ん中にストレート。

よーく見て見逃す。

 

そして第二球もじーっと見て見逃す。

ツーストライク。

そしてふんふんとうなずく。

 

謎の行動に周囲は考察の淵に沈んでいく。

1球で仕留める挑戦なのか。

 

狩野にとって甲子園最後の打席。

3本目のホームランを打つか、はたまたトリプルプレーか三振か。

トリプルでゲームセットでも周りは笑って許してしまうのが狩野のずるいところ。

 

しかし藁だけは狩野の影がどんどん薄くなっていることに気づいていた。

 

〇感想

 

あまりにも波乱万丈だった狩野の高校野球生活も最後の打席。

破天荒な狩野といえど胸中は寂しさでいっぱいなのでしょう。

それは3年生みんな一緒だからあえて気にしないようにしているのかもしれません。

藁は1年だから高校野球はまだこれから。

とはいえ人生を救ってくれた3年生たちが卒業してしまうことはすごく寂しいはず。

狩野の背中が透けて見えたのはその自分の気持ちでしょう。

 

狩野の打席、どうなるでしょう。

ホームランだといとこが代走に出たことが意味なくなってしまう。

ツーストライクから始めるその意味とは

あえての送りバントか

自分も生きるセーフティ!?

意表を突くという意味ではこれ以上ない状況ですから

ノーアウト満塁で後ろにつなぐいい作戦でしょうか