DLと理辯和歌山の試合中。

スタンドにはサクラの姿があった。

笑太郎の手書きの招待状にむかつきながらも

やっぱり嬉しくて来てしまったのだった。

息子が笑太郎のファンだという隣の席のおばさんに話しかけられて

笑太郎の破天荒な生き様を迷惑そうに話す。

おばさんは大好きなんだねと返す。

 

試合は5回を終わって

DL 6-8 理辨

警戒はしていたが足に、ピッチャーにかき回されていつもの力が出ていないのだ。

 

活気にあふれる理辨に対してDLベンチの雰囲気は最悪。

暗い表情の選手たちに正義新監督はもっと気楽に楽しめと話す。

 

〇感想

 

サクラにとって笑太郎は天使であって悪魔でもあるんですね・・

あれだけひどいフラれ方してもまだ天使だと思っていたとは。

やっぱり大好きなんだな。

いや、話を聞いていると好きよりも尊敬の気持ちが勝っているような気もします。

笑太郎以外の男では物足りないでしょうね。
 

狩野をして足にばねを入れていると言わしめた理辨の足。

それにしてもただかき回されて苛立つなんて缶蹴りが生きていない!

そんな選手たちに愉しむことを思い出させるのは野球を知らない新監督でした。

DLは自分たちの野球を取り戻して反撃できるでしょうか。