毛利の部屋に招かれた鬼頭はプロテインでもてなされる。

 

毛利はどういう経緯でDLの紅白戦に参加できたのか聞く。

 

鬼頭は長くなると前置きして

バイト先の花屋に花本と門松が来てくれたこと、

狩野に手紙をもらったことから話し始める。

そのことがきっかけで逃げることをやめて前を向けるようになった。

DLに行きたかったのに自分のせいであきらめて花忠社に行った弟のところに謝りに行き

DLと花忠社の試合は最前列で観戦した。

試合中も門松や狩野が声をかけてくれたし

帰りのバスにも乗せてくれた。

バスの中では全員が歓迎してくれ、一緒に花火まで見た。

そうして紅白戦に参加させてもらえた。

流石に最初は遠慮したが

お前が引いた境界線はお前にしか消せない

という狩野の言葉でDLのユニフォームを着ることができた。

 

そこまで聞いて毛利の顔は涙でぐちゃぐちゃになった。

毛利は自分がDLを去ったのは鬼頭のせいではないと言う。

ただ窮屈な寮生活から逃げたかっただけだと。

そんな自分をDLのメンバーは許してくれて、練習試合もしてくれた。

 

鬼頭は

DLは決して狩野のワンマンチームではなく

一人一人が機能していてまるで生き物のようだと話す。

 

毛利はDLを才能を思いやりが支えているチームと表現。

これこそが最強。

 

甲子園で強豪2校に勝った日難を率いる毛利にDLと戦いたいかと鬼頭が問う。

毛利は一緒にお菓子を食べたいと返す。

 

鬼頭は時間をとってもらったことに対する礼を言い、試合を見に行くと言って帰って行った。

鬼頭が帰った後、二つ折りの紙がテーブルに置かれているた。

そこにはいつかキャッチボールををしようと書いてあった。

 

〇感想

 

鬼頭が話している間毛利はずっとシェーカーをシャカシャカ振っていて

その音がだんだん大きくなっていったので変だなとは思っていたのですが

鼻をすする音とか嗚咽を誤魔化す為だったのでしょうか。

でも結局涙と鼻水まみれの顔を鬼頭に見られてしまって・・

その顔がかえって鬼頭の話で毛利の心が揺さぶられたことを深く印象づけました。

毛利も久しぶりに甲子園でDLと一緒になった時は気まずくて逃げるような感じでした。

そこからの狩野たちの温かい気遣いを思い出して涙が溢れてしまいました。

才能を思いやりが支える・・・

毛利の言葉がとても印象に残った回でした。