朝の登校中、鬼頭弟が砂金に兄との話し合いについて報告している。
反省はしているようだが悲劇のヒロインのようだったことが気にかかると鬼頭弟は言う。
弟は兄弟そろってDLで野球することを楽しみにしていた。
DLからの誘いを断念せざるを得ない状況にされたことは謝られてもすんなりとは許せないと話す。
砂金に自分ならどうするかと聞く。
砂金は鬼頭の問題に自分ならどうすると言ったところで何も解決しないと言って質問には答えない。
ただ、謝りに来たことは評価して許してやったらどうかアドバイス。
兄弟は仲良くした方がいいからと。
鬼頭は兄が別れ際に
DLの連中を売る
と言ったことが気にかかっていると話す。
砂金はその時の鬼頭兄の表情を見ていないので何とも言えないが兄を試合観戦に誘えと言う。
弟がプレーする姿を見れば何か感じるところもあるだろうから。
そこに2年の雨谷と糸巻が合流。
2人とも事件を理由にDLからの誘いを蹴った過去がある。
1年にして強豪花忠社の1番を打つ鬼頭は先輩たちに可愛がられている。
鬼頭は雨谷にDLを蹴ったことを後悔していなかったかと聞く。
雨谷はプロに行ければ高校はどこでも良かったと言うが、
糸巻は少しだけ後悔していたと言う。
そしてDL入ることが目標だったと言う鬼頭に
理由が何であれ 結局行かなかったのはその程度の情熱だったのだと糸巻は力説する。
雨谷は雑誌の見開きで特集している狩野の輝かしい勇姿を砂金に見せる。
砂金は狩野を太陽の子供だと表現。
自らギラギラと光を放つ人間
明日は大阪予選の開会式だ。
〇感想
雨谷と糸巻の二人は
DL学園失われた14氏族
のうちの2人でした。
丸井は雨谷のバーター入学。
丸井と球場で話した時の雨谷の紳士的な態度が印象に残っています。
勝ち進んでいけばいずれ当たるDLと花忠社。
激闘必至の対決が楽しみです。
砂金の花粉症がひどすぎて気の毒。
そのうえ黄砂まで飛んで来たら野球どころじゃなさそう。
–