前回のあらすじ

 

紅白戦シリーズは笑太郎チームが6勝5敗1分けで勝利。

外出権獲得!

打撃部門は笑太郎、投手部門は檜がタイトルを総なめ。

 

選手の発掘と競争を促す目的は達成されたと丸井は嬉しそう。

 

公立校との練習試合が決まり、新監督は連絡用に全員がスマホを持てるようにするという。

 

1年生たちは4月に入ってくる実力のある新入生に負けるわけにはいかないと意気込む。

 

練習後丸井は檜に正捕手奪取宣言をする。

檜は立ち上がる時に腰に違和感を感じる。

 

332話あらすじ

 

今日は待ちに待った外出日。

狩野と天宝が連れだって喫茶店でバイト中のサクラに会いに行く!

 

天宝は挨拶だけして先に帰り、狩野はエプロンを借りて店を手伝う。

寮で鍛えられているから炊事はお手の物。

 

居残り組の丸井は新監督と森の中で薪割&焼き芋して食べている。

丸井はなんだか楽しそう。

 

監督に理由を聞かれて丸井は野球が今充実しているからだと答える。

打撃はまだまだだが狩野から正捕手を奪うことは可能だと考えているという。

 

天才狩野が相手ではなかなか厳しいのではと先生に言われて丸井は

自分の得意分野である情報分析を生かせば狩野を越えることもできると自信満々に話す。

 

チーム作りに関しては個々の能力を発揮しやすい機能的なチームを作っていくと言う。

 

丸井は監督にあるお願いをする・・

 

仕事を終えて狩野とサクラがメロンソーダを飲みながら話している。

普段甘味に飢えている狩野の身体に甘いジュースが染みわたる。

 

サクラのことが好きでたまらない狩野だが、照れくさくてサクラが喜ぶような言葉を掛けてあげられない。

サクラはもっと一緒にいたいし、自分だけを見ていて欲しいし、自分の為だけにホームランを打ってほしいと素直に言葉にする。

狩野はストローの包み紙をねじりながらサクラの話を聞いている。

 

まだ甲子園に行ったことがないと言うサクラに狩野は必ず甲子園に連れて行くと約束する。

そしてねじったストローの包み紙で

スキ

と書いたのだった・・

 

〇感想

 

ロマンチック狩野~

素敵やな~

思い出話を盛り込んで

どうしても言えない スキ の一言をストローの包み紙で書いて。

そして

「オレがサクラを甲子園に連れて行く。」なんて・・

こんな芸当も出来ちゃうんだもんな。

そりゃ好きになるやろ。

浮気しないであげてね。