DL紅白戦。

前回の続きで1回裏。

意気込んで打席に入った寿は空振り三振。

 

ベンチで濡れた子犬のようになってしまった。

 

天宝も三振の後ジョージが打席に入る。

 

キャッチャーの狩野は先輩に対し物おじしないお前のような骨太ボーイを待っていたと話し、

本物か偽物かとあおる。

 

阿比留のジョージへの第一球は胸元をえぐるスライダー。

ジョージは見事なへっぴり腰になってしまい、審判の檜と狩野にこれでもかというくらいいじられる。

ジョージは相手にしない。

 

2球目ジョージ空振り。

 

檜は始動が遅いとアドバイス。

 

狩野はまた茶化し、ジョージに言い返してほしそうにする。

ジョージは釣りに例えて 

いつも釣りに行っていた池に魚がいないことがわかったらどうするかと逆に質問。

 

狩野は池に行く目的は釣りだけとは限らないと返す。

ほとりで団子を食べるのもまた良し。

 

話が長いので阿比留がイライラし出した。

 

檜は魚がいないとわかった時点で他の池に行くという。

ジョージはそれが正常だという。

 

ジョージは3球目も空振りして三振。

 

ジョージがベンチに戻った後、狩野は檜に今のうちに

夏レギュラーになるであろうジョージと信頼関係を結んでおくように言う。

 

打席でイジられまくったジョージだが先輩たちの期待は感じたようだ。

 

〇感想

 

春季大会で活躍中の

スーパー1年生の寿とジョージも阿比留の球にはかすりもしませんでした。

球のキレが今まで見たことがないようなものだったに違いありません。

寿があれほど落ち込んでしまったのは

阿比留にののしられたこともあったかもしれませんが

活躍してレギュラー入りという目論見が甘かったことを思い知らされたからでしょう。

ジョージの魚がいない発言も阿比留の球を目の当たりにして

今の自分では歯が立たないことを感じ取ったのだと思います。

やっぱり紅白戦は最高の教育の場のようです。