DL野球部員全員で鬼頭の動画を見る。

気になるその内容は・・

 

まず1年の時に起こした飲酒運転人身事故の概要から。

軽トラ運転手は腰の骨を折る重傷だったが

完治して今は仕事に復帰している。

鬼頭は誠心誠意謝罪して許してもらえたようだ。

これからも償いは続けていくつもりだという。

 

そしてDLの闇に切り込む。

時代遅れの規則に体罰問題。

伝統の1年生ノートを開いて見せて批判する。

 

次は烏丸世代の先輩たちの話。

自分たちが受けた体罰や不要な規則を排除してくれたと感謝の意を述べる。

 

長野・マリオ兄弟の世代は主将を下級生から出したことに言及。

そうして謹慎明けの大復活につなげた。

 

鬼頭は狩野を名指しで非難する。

いつでも出しゃばって自信過剰なのが気に入らないという。

優勝インタビューで早く帰って練習したいと言ったのも落ちこぼれ高校球児の心をへし折った。

字が下手すぎるから字の練習しろとも。

狩野がくれた一緒にキャッチボールしようという手紙も晒す。

 

花本と門松が5時間かけてわざわざ訪ねてきたことにも言及。

2人の言葉は一生忘れないという。

 

一応DL野球部の闇を暴露と言うことで言葉遣いは敵意に満ちていたが

内容はずっと感謝を述べていた。

 

動画を見終わった部員たちは全員大爆笑。

阿比留はいったい何が言いたかったのかと首をかしげるが

門松は一番有名なひらがな5文字の日本語を言えない鬼頭のこと思うと涙が出てくるという。

 

〇感想

 

阿比留の反応はもっともだと思います。

私も途中まで「これは怒っているのか?」

とモヤモヤしていましたから。

烏丸のくだり辺りから急激に雰囲気が変わりました。

狩野や花本・門松に対しては感謝の心があふれ出ていました。

それでもありがとうの5文字がいえない鬼頭の気持ちを考えると

門松は泣けてきてしまったのでしょう。

檜も神妙な顔をしていました。

 

鬼頭なりの謝罪・感謝のメッセージは皆の心に届いたようです。